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本年はAAC機器・コミュニケーションエイドのお話からスタートです

あけましておめでとうございます(おっそ!)

マイペースなブログなので堪忍してくださいませ。この年末年始AAC系のニュースがいくつかあったので、それをベースに記事を書いてみます。

念じれば伝わる「ニューロコミュニケーター」、産総研が今夏にも製品化 (ITmedia News)
ALS患者らの意思伝達装置 開発・普及を仙台市が支援 (河北新報)

この記事で取り上げるのは簡単にまとめると…
 ALSのような難病の方や重度の肢体不自由のある方が、
 パソコンのような機器を用いて、
 コミュニケーション、意思疎通を行なうための、
 重度障害者用意思伝達装置
のことです。キーワードになる言葉はWikipediaにリンクを張っているので、興味のある方は確認してみてください。

紹介した2つの記事。学生時代からAAC機器・コミュニケーションエイドに関わってもう15年近く経つけど、何だかよく見たような光景なんですよね、実は。

産総研が作った機器に関しては、このような機器ができたことは良いことだと思います。この製品の対象となる方にとっては選択の幅が広がりますし。問題なのは元記事なんですよ。「念じれば伝わる」とかくと何かセンセーションな感じがあるでしょ。この言葉がこの機器の特性をスポイルしてしまっています。

脳波や筋電、眼電、脳血流を用いたコミュニケーション機器はこれまでも販売されていますが、これまで展示でデモをしたり説明をしたりすると、お客さまが思っていらっしゃることと、実際の機器の間に大きくギャップがある場合もありましたし…。実際に文字だけではなく映像を見ることができれば、もう少し機器の内容が、一般の方にも分かりやすくなるような気がします。

2つめの仙台市の記事。話が前の記事の方向に少しずれますが、このようなコミュニケーション機器を導入する場合、周りにサポートすることができる方がいることが望ましいです。坂爪先生がされている活動には本当頭が下がる思いです。キチンと設置してセットアップしてフィッティングをして、ようやく使えるのが意思伝達装置です。

よく考えると、このような作業を技術ボランティアの方にやっていただくのって、もの凄く申し訳ない感じがしませんか?本来は納品する業者であったり、アフターフォローを専門で行なう業者がすべきことなのかな、と考えます。実際問題まだまだ意思伝達装置を扱うことのできる業者はそれ程多くないのが現状ではありますが…

そこで出てきたのが仙台市のお話。公的支援ができれば…もう少し意思伝達装置を取り扱うことのできる業者がふえて、ユーザーの方が安心して機器を使用していただけるのかなぁ、そんなことを感じました。

この2つの記事のことで書きたいことはいろいろと他にもあるけど、際限無くなるので、今日はここまで。ここからVOCAやシンプルテクノロジーに話を広げたいところだけど、それはまたいずれ、ということで!

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