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“All Right Now”

昨日の劇団 虹色ぽりぐらふの練習の帰り,久々にFreeの曲を聴きまして…

やっぱりいいわぁ,Free.少し前の記事で
ブルース向きの中音域の表現力の豊かなポール・ロジャースですが,さすがにFreeBad Companyにはならないか.何かポール・ロジャースにしては「洗練されすぎている」感じがします.…
なんてことを書いた訳なのですが,これは少し修正する必要があるなぁ,と感じた次第.

Freeの音楽の特徴をまとめると「ポール・ロジャースのブルースに根ざした表現力のあるヴォーカル」「ポール・コゾフの何か引っかかりのあるようなギター」「シンプルにまとめられたアンディ・フレイザーのベースとサイモン・カークのドラム」,これが必要最小限の音にまでシンプルにした形で曲になっている,って感じですかね.百文は一聴にしかずってことで,Freeの代表曲英国人なら誰でも知っている(らしいぞ…)「All Right Now」を聴いてみましょう.

Free/All Right Now

Free/All Right Now

この映像は1970年のワイト島フェスティバルのもので,かなりハードな演奏で良いですね.ご存知の方も多いと思いますが,オリジナルはこちらです.いや,ポール・ロジャースにしては「洗練されすぎている」なんてことを書いてしまったのですが,これは我ながら恥ずかしい.Freeの曲って必要最低限の楽器の音で演奏されているので「もの凄い洗練されているんです」.その洗練された土台に泥臭くないブルースを歌うポール・ロジャースのヴォーカルが乗る訳ですから「計算されつくされている音楽」であるんですよ,Freeの曲って.

では比較対象としてQueen+Paul Rodgersで演奏された「All Right Now」を聴いてみましょう.

Queen+Paul Rodgers/All Right Now

Queen+Paul Rodgers/All Right Now

別にどちらがいいかではなくって,Freeの「All Right Now」とポール・ロジャースのバックバンドにQueenが入った形に近い「All Right Now」って同じ曲なのに全然違うんですよね.Freeの方は少ない音でデカイ音を出す,言いにくいけど「収束している」というか「まとまっている」んですよね.Queenの方はそのまんまでQueenの音にポール・ロジャースが乗っている感じがしてて.意図してオリジナルに近く音数を減らす方向の演奏をしているんだけど出てくる楽器の音はQueenみたいな.どちらも洗練されているんだけど,その方向が違うなぁ,と思ったのです.

ということで今日はここまで.

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