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声のプロファイル その2

一昨日の記事の追加ネタ.自分の声を聞くことに抵抗が無くなった大きな理由をひとつ書くのを忘れてました.

それは私が行なっている仕事に関連します.福祉関連の商社に勤務しているのですが,いろいろな業務をしてきましたが一番長くやっていたのがコミュニケーション機器に関する業務でして.多分コミュニケーション機器と言っただけでは分かりにくいので,私の会社ではこんなもの売ってるよ,ということで紹介しておきます.

 (1)ボイスキャリー ぺチャラ
 (2)ピエゾニューマティックセンサースイッチ(PPSスイッチ)
 (3)ビックマック
 (4)スーパートーカー

多分一番分かりやすいのが(1)の「ボイスキャリー ぺチャラ」でしょうね.実際に街で使用している方を何回か見たことありますし.簡単に書いてしまうと「声の出る文字盤」です.50音に並んだキーボードで伝えたいことを綴って,発声キーを押すと書いた文章を合成音声で発声させるのが「ボイスキャリー ぺチャラ」のメインの機能です.

ぱっと見分かりにくいのが(2)のPPSスイッチですかね.物理学者のスティーブン・ホーキング博士がどのような方法でコミュニケーションを取っているかご存知ですか?指先のほんの僅かな動きで文字を選んで単語を選んで文章を綴っているんですね.その僅かな動きをとらえるスイッチのひとつがPPSスイッチなのです.もちろん疾患や障害は人それぞれ異なりますから,こんな(「ポイントタッチスイッチ」「ファイバースイッチ」「ブレスマイクスイッチ」などなど)いろいろなスイッチを販売しています.

私が一番多く関わってきた機器が(3)のビックマックや(4)のスーパートーカーといったエーブルネット社の製品で,特にVOCA(Voice Output Communication Aid)に関することに多く関わっていました.VOCAを簡単に書いてしまうと「事前に録音しておいた音声をボタンやキーを押して再生する機器」となってしまいます.コミュニケーションをするのも目的ですが,「因果関係を学ぶ」「コミュニケーションする楽しさを知る」「さまざまなことに参加する」ことにエーブルネット社のVOCAは特化しています.

で,最初に話が戻ります.昨年全国を飛び回ったセミナーというのはVOCAの使い方を一緒に考えましょう,というのが目的でした.当然セミナーのネタを事前に仕込んでおくわけです.「ビックマックで人を呼ぶ」とか「スーパートーカーで買い物をする」とか.当然ネタを仕込む=自分の声を録音するってことですから,昨年だけでも何度録音したか覚えていないですし,そもそも学生時代から関わってきたことなんで約12年間自分の声を録音して聞くということをしてきてる訳です.当然使用場面によっては芝居がかった声を録音することもあるし…

こんな感じなのでさすがに自分の声を聞くことに慣れてしまいました.ただね先日書いたとおり「子どもっぽい声」という人もいれば,私の声は「基本的にこもってしまう声なので,あんまりVOCAに使うのには適さない声」と言われたこともあります.VOCAを使う方の声の代わりになるので,当たり前と言えば当たり前なんですが…このあたりのことに興味のある方はうちの会社のサイトコミュニケーションエイドのページを一度見てみてください.多分皆さんが知らないような「コミュニケーション」が多く存在してますので…

久々に仕事絡みのネタを書きました~.つことで今日はここまで.

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