« 私なりのシューズの選び方(ドラマー気取りで) | トップページ | このミスは有り得ん…かな? »

空気を読むのも楽じゃない

客観的に物事を見るというのは本当に難しいものでして…

学生時分に良くも悪くもいろいろな経験をして,いろいろな人と交流したんですが,まぁそこで「物事を見るときは一面から見るのではなく多面的に見る」ってことだったんですね.おかげで実際そのようなことができるようになったことで今にして思えば役に立つことの多かったこと多かったこと.ただなぁ,逆に多面的に見すぎてパニくってみたり,体に変調をきたすことになったのは我ながら皮肉.あんまり考えすぎないようにしようと「そのことを考えすぎてしまう!」なんていう悪循環でね.こればかりはもう人を信じて気楽にやっていくしかないのかなぁと思ってみたり.

で,客観性の話.自分が人前で話すときに常に気にしているのが,聴いている人から見た自分と事前に想定していたことを意識している自分のふたつなのね.人形劇や芝居をやっていて本当に良かったと思うのはこんなとき.緊張はしているけどものすごい冷静に客観的に自分自身を把握できるってのは自分にとっての大きな武器なんだなぁ,とこの間ふと感じた次第.

ちょっとだけぶっちゃけた話になるが,自分がコミュニケーション機器関連の仕事をしていてよく感じるのが,自分も含めて「コミュニケーション機器に携わっている人って実はコミュニケーションがとっても苦手」というケースが非常に多いなぁってこと.なんていうんですかね.私の場合ですと,1対多のコミュニケーション(人前で話すケース)は正直かな~り自信を持っているんですよ.さっき書いた武器があるから.と・こ・ろ・が!1対1のコミュニケーションはめちゃめちゃ苦手.コンディションの悪いときなんぞ,人の目を見ながら話すことがこれ程恐いもんか,なんて泣きたくなることもあるし.悪いクセなんだけどね,面と向かって人の目を見るのは本当に苦手です.好きとか嫌いとか関係ないのよ.コレばっかりは.
#さすがに社外の人と話をするときは意識的に目を見るように心がけてるけど.

もっと苦手なのが電話越しのコミュニケーション.視線の恐怖よりも恐い,その人の姿が見えないというヤツね.大体電話の向こうの人の声色とか話すスピードとか気にしてるけど,どんな気持ちで話しているのかなぁ,って想像するのが苦手.しかも,自分の予想と違っていたりすることも少なくないので,かなり注意してます,最近.本末転倒気味だけど,電話する前にメールしてみたりして.

でね,最近「空気を読む」ことが求められてたりするじゃない,いろんなところで.コミュニケーションの苦手な人間にとってこれほど難しいことは無いのよ,実は.自分は考えすぎることでなんとか空気を読むところまではできるけど,そんなときは「考えすぎている」段階でかなり壊れてきているので,相手の求められていることを行なうことが難しいときもあるし.実際,自閉傾向のある方なんかは「空気を読む」ことがものすごく苦手な方が多いので,ここんとこ逆に自分の経験を人前で話しすることも多いんですが.大学で研究室に入ってから「どうやら自分はちょっと変なというか個性が強すぎる人間っぽい」ってことを周りの人に指摘されて気がついたんだよなぁ.で,中学や高校時代の友人に聞いてみると「あんた昔からそんなんだった」って言われてかなり愕然としたというか凹んだことがありましたなぁ.

そういえば以前自閉症のことをネットで調べているうちに,「自閉度を測るテスト」があって,自分でも驚くほどのハイスコアを叩きだしたことがあったな.あと高機能自閉症の方と話をしてみると「相手の意図をつかむことができない(要は空気が読めない)」のがものすごく苦痛なんだそうで.そんなことを総合して考えてみると,1対1のコミュニケーションや電話のコミュニケーションが苦手なのも自分の中でなんとな~く納得してしまっているのは良いことなんだか悪いことなんだか.ま,そのことを自分の中で咀嚼できてコミュニケーションに役立てているから良いことなんだろうけどね.しかしね,心の世界はホントわからないですわ.

つことでなんとか心に余裕がでてきた今日この頃です.しばらく気楽に考えるようにしようっと.

|

« 私なりのシューズの選び方(ドラマー気取りで) | トップページ | このミスは有り得ん…かな? »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99678/48046815

この記事へのトラックバック一覧です: 空気を読むのも楽じゃない:

« 私なりのシューズの選び方(ドラマー気取りで) | トップページ | このミスは有り得ん…かな? »