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e-AT/AAC/PC用語辞典 -す-

スイッチ

(Switch)[e-AT][AAC]
重度障害者用意志伝達装置や環境制御装置などを操作するために使用される入力デバイスのこと.大きく分けて機械式で接点を短絡させるものと,センサーを用いてリレー端子を用いるものに大別される.支援技術で使用されている最も普及しているスイッチは直径3.5mmのモノラルミニジャックを使用し接点を短絡させることで出力をするものであるが,環境制御装置の一部や医療用に使用されるスイッチには特殊な形状・入力を行なうものもある.

ユーザに合わせたスイッチを選択するためには,体を随意的に動かすことのできる部分,可動域・力の大きさ,不随意運動の有無を確認した上で慎重に行なうべきである.また,ALSに代表される進行性の疾患の場合,進行に応じてスイッチの使用方法を変更したりスイッチ自体を変更する必要が生じることが多い.また,用途に応じてスイッチを使い分ける場合もある.
参考サイト:
 スイッチ及び関連装置 (アクセスインターナショナル)
 入力スイッチ (アルファテック)
 スイッチ (エスコアール)
 入力装置・センサー (シースターコーポレーション)
 シングルスイッチ (昭和貿易)
 スイッチ1 スイッチ2 スイッチ3 (徳永装器研究所)
 マクトス エモス (テクノスジャパン)
 スイッチ (パシフィックサプライ)

スイッチインタフェイス

(Switch Interface)[e-AT][HARD]
スイッチとパソコンを接続するための装置のこと.ソフトウェア専用のものもあるが汎用のものも存在する.
参考サイト:
 スイッチインターフェースUSB (アクセスインターナショナル)
 なんでもスイッチUSB (テクノツール)

スイッチサイト

(Switch Site)[e-AT][AAC]
支援機器を使用するためのスイッチや機器の設置方法や使用方法のこと.作業療法士や理学療法士,言語聴覚士と一緒に検討することが望ましい.

スキャン法

(Scanning Method)[AAC][e-AT]
スイッチを用いた文字やシンボル,機器操作の選択方式のことで,オートスキャン方式(自動走査方式)とステップスキャン方式(手動走査方式/逐次操作方式)の2つに分けられる.

スクリーンキーボード

(Screen Keyboard)[e-AT][AAC][SOFT]
「オンスクリーンキーボード」を参照のこと.

スクリーンリーダー

(Screeen Reader)[e-AT][SOFT]
パソコンの画面上にある情報を読み上げるソフトウェアのことで,アイコンやウィンドウの内容を読み上げる機能と押したキーが何であるか文字を読み上げる機能がある.欧米の特に英語などは単語の読み方は基本的にひとつであることと同音異義語が少ないため読み上げ内容が把握しやすいが,日本語の場合同じ文字でも読み方が違ったり同音異義語が多いため,詳細読みが必要となる場合が多い.

なおスクリーンリーダーが読み上げることのできないソフトウェアも存在する.画面上の全ての情報を読み上げることは不可能であり,パソコンがフリーズした場合,ユーザは情報を把握できないといった問題がある.また,スクリーンリーダー自体がパソコンのトラブルやエラーを誘発させることもあるので注意が必要である.
参考サイト:
 JAWS for Windows (エクストラ)
 PC-Talker XP (高知システム開発)
 95Reader Ver.6.0 (XP Reader) (システムソリューションとちぎ)
 WinVoice (ニューブレイルシステム)

スクリプト言語

(Script Language)[SOFT]
マシン語への変換を行なわず簡単に実行できるようにプログラムされる簡易型言語のこと.使用例としては,WebサイトにあるPearl,PHP,Python,JavaScript,VBScriptなどがある.また,ワープロソフトや表計算ソフトのマクロもスクリプト言語にあたる.

スケジュールボード

(Schedule Board)[e-AT]
絵や写真,コミュニケーションシンボルを用いてスケジュールが分かるようにしたボードのこと.タイムエイドを併用する場合もある.知的障害のある方や自閉症の方は見通しが立たないことで問題行動を起こすことがある.見通しを立つようにすることで,自分で理解し行動できるようになる場合がある.

スタイラスペン

(Stylus Pen)[HARD]
PDAやタブレット,タッチパネルの操作に使用するペンのこと.

スタイルシート

(Style Sheets)[NET]
「CSS」を参照のこと.

ステップスキャン方式

(Step Scanning Method)[AAC][e-AT]
スイッチを用いた文字やシンボル,機器操作の選択方式で手動走査方式,逐次走査方式ともいう.スイッチを2個用いる方法とスイッチ1個で行なう方法がある.

  1. スイッチを2個用いる方法
    一方のスイッチAを押すと対象物が変わり,もう一方のスイッチBを押すと決定する方式.50音表から「す」を2段階のステップスキャン方式(スイッチ2個)で選択する一例を記載する.まずは行の選択,「あ行」→[スイッチA押下]→「か行」→[スイッチA]→「さ行」.ここでスイッチBを押し「さ行」を選択.次に段の選択,「さ」→[スイッチA押下]→「し」→[スイッチA押下]→「す」.ここでもう一回スイッチBを押す.これで「す」が選択される.
  2. スイッチ1個で行なう方法
    1. スイッチの長押しが可能な場合
      スイッチを短く押したときに対象物が変わり,長く押したときに決定する方式.50音表から「す」を2段階のステップスキャン方式(スイッチ1個,押す時間のコントロール可能)で選択する一例を記載する.まずは行の選択,「あ行」→[スイッチ短押]→「か行」→[スイッチ短押]→「さ行」.ここでスイッチを長く押し「さ行」を選択.次に段の選択,「さ」→[スイッチ短押]→「し」→[スイッチ短押]→「す」.ここでもう一回スイッチを長く押す.これで「す」が選択される.
    2. スイッチを意図的に押さないことが可能な場合
      自動選択の1.の方法を用いる.
ステップスキャン方式は不随意運動のためオートスキャン方式を使えないときに使用できる場合がある.ただし,スイッチを押す回数が増えるというデメリットがある.

スローキー

(SlowKeys)[e-AT][SOFT]
MacOS付属の「イージーアクセス」(MacOS 9以前)「ユニバーサルアクセス」(MacOS X 10.1以降)に含まれる機能で,一定時間キーを押したときに入力が認識される機能のこと.Windowsの「ユーザー補助」におけるフィルタキーとほぼ同一の機能である.

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