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立花隆が探る サイボーグ医療の時代第1回 雑感

先週11月25日に大阪府ITステーションであった展示会で,A社のIさんから「11月の初めにNHKスペシャルでやってた立花隆のサイボーグの奴見ました?」と聞かれたのだが,このような福祉用具関連の職種にいながらノーチェックだったのな.Iさんの話を聞くたけでもかなり興味を惹かれるものであったのだが….

このようなときに役に立つのがNHK-BS.日付変わって昨日12月4日(土),BS1で「シリーズ 立花隆が探る サイボーグ医療の時代  第1回 人体と機械の融合」が放送された.ラッキー!ということで今ビデオに録画しておいた内容を見てからこの記事を書いている.

第1回めのこの放送,出てきたのは簡単に書くと「筋電を検出して指の動かすことのできる超高性能筋電義手」「人工内耳」「機械の目」の3つ.「人工内耳」は実際に付けている方に会ったことがあるし,取り立てて驚くことは無かったのだが,「人工内耳」を付けた子どもへの言語聴覚療法の重要性がよく分かった.番組では5歳までに聴覚の訓練の必要があると行っていたが,よく言語聴覚士の方や聾学校の教師の方がいう「9歳の壁」までの訓練の方法がこれまでとはかなり異なるようになるのではないかと感じた.

「義手」が一番驚いたな.これまでの筋電義手は動きはかなり限られたものであったが,動きの細かさが桁違い!センサから筋電の特徴を読み取ってその波形から装着者が「このように指を動かしたい」と考えたとおりに指が動く優れもの!さらに,義手の指には感覚センサーが取り付けられており,装着者がどの程度にモノを触っているかの情報が脳にフィードバックされるようになっている.脳も学習するのだ.番組では「サイボーグ」という言葉を使用していたが,これはもう「パトレイバー」や「甲殻機動隊」の世界だ!そう感じた.

だって,今回紹介されていたのは人間サイズの義手だったが,筋電信号を捉えることができれば,パワードスーツみたいなものを作ることだってできるし,遠隔地(例えば原子炉や宇宙空間)にあるロボットを細かく正確に動作させることだってできるんだぜ.神経工学という分野の進歩によってこのようなことが可能となっている訳だが,非常に面白い.多分,私の勤める会社には義肢装具士が多くいるので,かなり興味を持って見た人が多いのではなかろうか?

「機械の目」はまだまだ発展途上な感じかな.音声と映像ではまったく情報量が違うからなぁ.ただ,近い将来この技術も実用化されるんだろうな.

とりあえず今日はここまで.来週も12月10日(土)22時10分~23時・BS1にて「シリーズ 立花隆が探る サイボーグ医療の時代  第2回 脳をどこまで変えるのか」が放映されるので多分倫理的な点などにも触れられると思われる.興味のある方,いろいろな意味で面白く有意義な番組なので見ては如何?

何か来週の方が支援機器やAAC機器に絡んできそうな気がするなぁ….まぁ,こんなところで!

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