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キーボードのお話

先日書いた記事「携帯電話のお話その1」の中で,携帯電話用のキーボード,REUDO社Rboad for Keitaiを紹介した.私のように携帯電話のキーでメールをするのに苦労する人向けに作られたものと言える.ちょっとこの考えをひねって支援技術的に考えてみよう.すると「携帯電話でメールのやり取りをしたいけど,細かい動きをするのが困難なので,携帯電話のキーを押すことはできない.パソコン用のキーボードなら押すことができるんだけど…」という方にとってはRboad for Keitaiは共用品的に使用が可能ということになる訳だ.

今度はその逆.こういう方の場合どうだろう.「パソコンでインターネットを楽しみたいけど,キーボードが大きすぎて使うことができない.携帯電話のキーなら押すことができるんだけど…」というケースね.いくつか方法はあるわな.例えば,もしその方がトラックボールやタッチパッドなどの使用できるのならば「肢体不自由のある方へのAT/AACその2」で紹介した「キーボードが使いにくいとき」を参考に文字を入力できるかもしれない.また下の各社が一般品として販売している小さなキーボードなら押せるかもしれない.

 TK-77MPシリーズ (ELECOM)

 SKB-SL04U (サンワサプライ)

「でも,携帯電話を使用できるんだから,携帯電話型のキーボードを使えばもっと簡単じゃない.」そう考えたあなたは偉い.そのようなキーボードがあれば,ということになるが…実はそういったものがあるのだ.

 Keiboad+IE (メヴァエル)

ほらね.多分メーカーさんの方で設計した段階ではあまり障害のある方のことを意識せずに作られたものと思われるが,この商品も共用品的に使うことができるのである.

以前の記事の中で「日本橋に行って新しい入力機器を探してくる」なんて書いたけど,なぜ私がそのようなことをしているかお分かりいただけただろうか.「福祉用具は高い,でもなんとかしてパソコンをしたい」という方は非常に多い.私は仕事柄,福祉用具を買うことをお勧めしていたが,どうしても高くて購入できない,という方にはこのような商品を紹介していた.

このような「共用品的」な入力機器がもっと出てくると,非常に良いと思うのだが…皆さんはどう思う?

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