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2005年9月

販売員ちゃん

4日前に本腰入れて書いたF1ネタより,昨日勢いで書いたスキンネタの方がカウントが多い….大体どのような方が来ているか見当はつくのだが,なんか切ないよ.

日付変わって昨日,久々にうちの部屋に来ましたね,販売員さん,私より2歳年上(だけど35以上に見えた)の女性.布団を工場出荷の価格で売るとか言って来はりました.最初に「5~6,000円ですよ」だったのよ.でよく聞いてみると月賦でその価格,ボーナス時はかな~りの支払いが発生することが分かりお引き取りして頂いた次第.

今日は体調も良かったので,1時間ほど引越しでごたごたになってる部屋にてプレゼンしてもらいました.言っていることは納得.確かに持ってきていた布団は寝心地いいし,睡眠は時間ではなく,質が大事ってのも納得.ただねぇ,福祉系の会社の寮に来たのが気の毒でしたかな.

最初の切り出し方が甘い.「寝たきりのおじいちゃん,おばあちゃんのために作りました」おいおい,そこから切り出してくるか.「15時間この上で寝ていても疲れません」ときたので,「あの辱そうとか大丈夫なんですか」と返してみた.辱そうって何,みたいな空気が流れたんで「床ずれのことなんですけど」と話を続けてみたけど,その方面のお勉強はされていなかったらしく,エアマットなんかを例に出し「こんな機械に使えますか」となったら答えられそうになかったので,10分程度こちらのペースで辱そう講座,私そんなに詳しくないんですがね,実は.

確かに商品自体はいいんだよ.ウールの特性や羽根布団と羽毛布団違いなんかも分かって面白かった.ただね,面白いだけでは買えないのよね,モノって.この布団月賦で10,000円程度でご使用頂けますよ.確かに微妙なラインだ.おねえさん曰く,「某ナンで売っている布団とは訳が違いますよ!」「安物だから埃がでるんです」「某ナンで売っている布団は寿命が3年くらいですよ」「アレルギー体質なんですよね(私:ほっといてくれ),兄さんの健康を考えると買った方が良いですよ」と猛反撃にあい「もし必要になったら高くても自分で買いに行きます」って言ったら「男性は何か無いと布団やさんなんかに行かないでしょ,ここで買った方がお特ですよ」ここら辺からおねえさんのスイッチが入ったらしい…

販「10,000円で高いっていうんだったらいくらなら買えるんですか」
私「だからいろんな事情で買えないんです!」
販「敷布団だけだったら3,000円ですよ」
私「だから買えないんですってば」
販「月に3,000円位何かに使っているでしょう!」
私「そりゃ使ってますけど,具体的に返済を終えたら何十万なのか言ってないですよね」
販「大体60%オフです」
私「まぁ,そんなもんでしょうねぇ(300,000円くらいか…)」
販「今回を逃すと勿体無いですよ.健康に気を使いましょうよ(私:体調壊してるの知らんからいうとるな,大きなお世話だ)」
私「いいです.今私の使ってる布団が期限切れとおっしゃるんでしたら,また安い布団買ってつなぎます」
販「一生もんですよ,この布団」
私「一生もんのモノをこの1時間で決めるのは無理です.申し訳ございませんがお引き取りください」

体のことは本当に気遣ってくれてたとは思うので,ちょっと気の毒かなと思ったけどしゃーないわな.おねえさん,よっぽど怒ったのかドアを思いっきり強く閉めて帰っていきました.

販売員のおねえさんはちゃんとした商品を売りに来ていたのかもしれないよ.でもね,その商品がたとえ良い商品であったとしても,たとえ安い商品であったとしても,その場で購入はまず出来ないよ.今日限り,とか期限を区切られても無理!つかその期限切ってるのがすでに気持ち悪い,あやしい.

本当に良い商品だったとしても今日の販売員さんの最後の態度の変わりようを見て,買わなくて良かったと思いました.

追記:
アレルギーの原因となるのは布団からでたダニや埃ってのは納得したから,来るときが来たら高くても買うよ,多分.

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なんなんだ,このスキンは!

自分のblogの紹介文が「「BLACKLAND's BLOG」へようこそ!当blogはAT/AACの話題を中心に演劇やF1の感想等々を掲載するblogです.」なのに,1ヶ月以上まともに演劇ネタをかいていないことに気付いた.だって,今月芝居行ってないから感想の書きようがないし,F1がチャンピオン決定戦が続いていたもんで,そっちに力入れてたんやもん,と言い訳を書いておく.それはともかくとして,So-netがいい感じでネタを投下してくれたのでそれについて書いてみるか.

 What's new? 9/28 劇団「キャラメルボックス」スキン5枚追加

So-netにキャラメルボックスのblogがあるのは知ってたが,何,コレ.実際のスキンを見ると,要は公演案内じゃん,タイアップじゃん.このスキン,ポスターの上に日記を書いているみたいでなんか違和感ありありだし….キャラメルボックスの加藤氏の制作としての才能にはすごいとは思うケド,このタイアップスキンは素人目に見ても「???」な感じだぞ.

キャラメルボックスのお芝居観に行ったことないし,今後も多分観に行くことないし別にいいんだけど,タイアップスキンは演劇のことを勘違いされそうで,かなりイタイ感じがするのな.というか今気付いたけど,もしかして共通テーマに「演劇」ができたのってキャラメルボックスのblogがあるからなのかな?…だとしたら少しは感謝しないとなぁ….

てなことを書いてみたが,私の好きなナイロン100℃は今年本公演が無い!東京まで劇団健康のお芝居を観に行く¥も無い.公式サイトに行ってみると,次回の公演予定が2006年4月になってた(しょぼーん).しかも「カラフルメリィでオハヨ」の再演だ(何回めだっけ).…KERAよぉ,1年半ぶりのナイロン本公演が再演ってのはどうなのよ!

演劇ネタをたまには書いておかないと方向性を見失いそうだったんでね.ちょっと愚痴ってみた.以上!

予防線
キャラメルボックスファンの方,もしこの記事を見て気を悪くしたらスマン,念のため.

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デジタル化・多チャンネル化,どうすりゃいいの?

引越し関連ネタで.

日付変わって昨日,某引越し会社の方にきてもらい正式な見積を出してもらった.実家で引越し関連のサイトから何社かにネット見積を提示してもらっていたが,試しに1社電話したところ,「メールで回答した見積の額はあくまで参考ですので,実際にお宅を拝見した上で正式に見積を提示致します」ということで….意味無いじゃん!ま,来て頂いた方も同じようなことおっしゃってて,自分が予想していた金額-5,000円(税込)で見積ってもらった.他の会社も呼んでもいいけど,正直めんどくさいので,これで決定,引越し予定日も決めたのね.それまでにパソコン,ビデオデッキ,食器など微妙にヤバイものは自分で運んでおこうと….

引越す先のマンションなんだけど,CATVにすぐ加入できるのな.実は引越したときに演劇関連とF1関連のBS/CS放送が見れる環境を整えたかったのよ.具体的に書くとBSの方はWOWOWへの加入(何せあの蘭々版「キレイ」が放送されるんでな),CSの方がシアターテレビジョンフジテレビのCS2局ね.で,いろいろパターンを考えてみた.

案その1 CATVに加入してしまう
これがベストかなと思ったのよ,最初は.WOWOWもCATVと契約してしまえばデコーダが無くても良いし,支払いも一本化できて良いな,などと思ったさ.ところがここで問題発生.シアターTVを見ることのできるCATVが,片手で数えることができるくらいしかないという事実が判明.大阪にもその系列のCATVはあるんだけど,残念ながら地域が違うのよね~.悔しいからCATVの放送局に電話して,「引越しを機に御社との契約を検討しているものですが,スカイパーフェクTV!のシアターTVですね,これを新しくチャンネルに加えるような考えはございませんか?」と聞いたところ「今のところ全く予定しておりません」との回答.しょぼーん.案その1,はい消えた!

案その2 110°BS/CSのアンテナ・チューナを購入してしまう
金は掛かるけど各局のBSデジタル放送が見れる魅力的な案.ここでネックになったのが,またしてもシアターTV….ここは経営が厳しいと言われているため通常のスカパーでしか放送してないのよ.今度はシアターTVに電話してみる.「シアターTVさんですか,今度そちらの放送を見たいと考えている者なんですが,近いうちにスカイパーフェクTV!110からも放送する予定はございませんでしょうか?」と聞くと,こちらも「残念ですが現在のところ全く予定しておりません」とのこと.しょぼーん×2.案その2,はい消えた.

ここで一服,ちょっと落ち着け….今私の手元にあるものを有効活用してみよう.BSチューナ,これはHDD/DVDレコーダーに付いているから必要ないわな.あと,大学時代にどうしてもBSが見たくて買ってしまったDXアンテナ製の室内用平面BSアンテナ(!)があったよなぁ.探してみること5分.押入れの奥からでてきた.チューナにつないだところきちんと受信しているので壊れては無い様子.CS関連の持ち物は一切無し.う~ん,どうしたものか….とりあえず至急必要なものを考えてみよう.当然10月22日(土)にWOWOWで放映される「キレイ」でしょう!!ということで…

妥協案その3 とりあえずデコーダを買ってWOWOWに加入する.シアターTVは我慢できなくなるまでがんばってみて,ここというときはスカパーのレンタルを使う
これでしょ.これしかないわ.「キレイ」がDVD化される可能性は,再演であること,蘭々が緊急登板だったこと,ジャニーズ系の役者がでてること,以上3点よりかなり困難と判断.この放送を逃すと2度と見れないかもしれんなぁ,ということで.スカパーのレンタルは意外と安いし,アンテナ・チューナを買っても目玉が飛び出るような価格ではないし….シアターTVで私好みの芝居をやるのに合わせて…って毎月魅力的なの必ずひとつあるしなぁ….シアターTVは体調が戻るまで我慢我慢….

多チャンネル化ってありがたいけど,金かかるよね…ってことで.

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脳血流を用いた意志伝達機器について考えた

F1記事を書くためにYahoo!を開いたところ,福祉関連の国内最大の展示会「国際福祉機器展」が本日9月27日から29日まで東京ビッグサイトで行なわれることも関係しているのか,珍しくAT/AAC関連の記事がトップに来ていたのでフォローしたい.「血液量で意思伝達する装置」この記事である.Yahoo!のみだと記事が流れてしまう可能性があるので,念のため関連リンクをそのまま以下から張っておく(メディア系サイトの場合,記事が流れている場合があるので予めご了承頂きたい).

この日立製作所の脳血流スイッチであるが,私も会員になっているリハビリテーション工学協会コミュニケーションSIG,2001年開催時に日立製作所から開発中ということプレゼンテーション,展示されていたものである.当時,私も研究中のセンサーを実際に自分に装着して試してみたが,初めてということもあり当時はうまく操作できなかったことを記憶している.あれから4年,ようやくある程度の目処がたったということで非常に感慨深いものを感じる.日立製作所他関係者の皆様にとりあえず「おめでとうございます」とこんなblogの場ではあるが,一言お伝えしたい気分である.

ALSという疾患については上記の日本ALS協会様のサイトをご覧頂ければお分かり頂けると思うが,かなり辛い難病である.「だんだんと筋力が衰えていき,嚥下や発声が困難になってくる.筋力の衰えでに呼吸もできなくなるが,人工呼吸器の装着でかなりの期間延命することが可能となっている.ただし,体は動かなくなっても,意識はしっかりしているため,自身の意志を伝える手段の確保が重要になってくる」自分がALSになったことを想像して欲しい.

今回紹介されている脳血流センサーを用いた意志を伝える機器に関してはALSのターミナルに近い方が使用されるケースが多くなると思われる.「はい」と「いいえ」を伝えることが出来れば,方法を工夫すれば実はかなりのコミュニケーションが可能となってくる.

気になるのは現段階での正答率が80%程度であることと,判定にかなりの時間を要する点.同じようなコンセプトの商品としてテクノスジャパンが開発,販売を行なっている脳波スイッチ「マクトス」,筋電・眼電スイッチ「エモス」があるが,こちらは「はい」「いいえ」の判別はすぐに判定が可能となっている.

個人的な見解として,脳血流や脳波等,体の動きではなく目に見えないものをセンサリングしているスイッチについては,意志伝達のために若干のリスクはあると思う.もし僅かでも動く部分でスイッチを操作した場合,スイッチのフィッティングの問題で発生したトラブルが起こったとき,その問題が「目に見える」のである.「目に見えない」ものの場合,誤動作が非常に分かりにくいというリスクである.

これについては,訓練用ソフトウェア等によりトラブルの把握が可能である(「マクトス」では訓練用ソフトウェアが用意されている).今回のスイッチに限ったことではないが,特に進行性の疾患のコミュニケーション機器に関しては,なるべく早い時期での導入と練習が必要なのではないかと考えている.

皆様のご意見があれば,是非ともTB,コメントを頂きたい.

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史上最年少チャンピオン誕生?(F1ブラジルGP)

9月25日,ブラジル・サンパウロ郊外のインテルラゴスサーキットで行なわれたブラジルGPを回顧.決勝前日から当日朝方まで大雨が降り,レース当日の天候は曇,路面コンディションはパッチ状にウェット部分の混じるドライ.

ここブラジルでアロンソ(ルノー)が3位以上の成績を残すか,ライコネン(マクラーレン)が3位以下の成績の時点で史上最年少チャンピオンの誕生となる.結果はいつものとおり皆さんご存知と思うので,箇条書きでまとめよう.

  • 予選はアロンソPP,ライコネンは5位
    ルノーはここインテルラゴスで予選絶好調.アロンソがポールポジション獲得,フィジケラ(ルノー)が3番手.マクラーレン勢は例によって燃料が多めなのか,モントーヤ(マクラーレン)が2番手,ライコネンは1コーナーでタイヤをロックするミスがあり,フィジケラとの間にバトン(BAR)を挟んでの5番手.ライコネン,ここから逆転できるのか?
  • スタート!
    今にも雨の降りそうな空の下,レースがスタート.毎年スタート後の1コーナー~S(エス)・ド・セナの間で順位が大きく変動し,クラッシュも多く発生するところ.まずは上位集団,アロンソは絶妙のスタートでモントーヤを封じ込める.一方のライコネンは1週め終了までにフィジケラ,バトンを交わし3位浮上.
    下位集団でジャンプスタートを決めたのはグリッド最後尾からスタートした佐藤(BAR),1週め終了時点で11位まで浮上.これには理由があり,ウェバー(ウィリアムズ)と今回も結局代打出場のピッツォニア(ウィリアムズ)のウィリアムズ2台とクルサード(レッドブル)が絡むクラッシュがスタート直後1コーナーで発生していたのである.ピッツォニア,クルサードがその場でリタイア.ウェバーは何とかピットに戻り,日本GPの予選出走順を下げるために20周以上遅れて再発進(最終的に周回数不足でDNF,次戦の予選出走は4番手).
  • 再スタート
    ピッツォニア車とクルサード車を排除するためセーフティカーが介入.元CARTチャンピオンのモントーヤはローリングスタートの名手,前方のアロンソの隙をうかがう.3週めにセーフティカーがピットロードに去り,レース再スタート.1コーナーでモントーヤがアロンソに急接近.その後方ではM.シューマッハ(フェラーリ)に先行されていたフィジケラがオーバーテイク.バックストレートではモントーヤがアロンソをオーバーテイク.マクラーレン-ルノー-マクラーレン-ルノーの隊列でレースは進む.
  • 今回の先生は誰?
    今年のレギュレーションの問題点として,予選で決勝で使用する燃料を搭載するため「最速の車が前に来る訳ではない」というのが挙げられる.また,空力に敏感になりすぎている車のため乱気流によりオーバーテイクは至難の技.おかげで毎回レーシングスクールが発生する状態となっていたが,今回の先生はバトン,スタートで4位から6位に順位を下げたにも関わらず,何故か後ろに車がぞろぞろ….
  • アロンソ慌てず騒がずポジションキープ
    アロンソは「表彰台に乗れればチャンピオン確定さ」発言のとおり,無理をせず2位のポジションをキープ.1回めのピット作業終了時に燃料を多めに搭載したライコネンに交わされ3位にランクダウンするが,それでも冷静にポジションをキープ.
  • ライコネンの作戦は1ストップそれとも2ストップ?
    その1回めのピットストップ.ライコネンのストップ時間は10秒強.常識的に考えれば2ストップ作戦であるが,戦略としては考えにくいとはいえ,燃料をまだ残した状態でピットインしていれば1ストップも考えられる.作戦はどっちだ.
  • 中盤のフェラーリ対BAR
    2ストップめのピット作業がそろそろ気に掛かる中盤,バトンと来期チームメイトとなるここがホームグランプリのバリチェロ(フェラーリ)がバトル.結果的にバリチェロがバトンをオーバーテイク.来期自分の乗るマシンを抜いたバリチェロの心境や如何に.
  • モンテイロ(ジョーダン),ストップ
    ここまで2回の入賞をはじめ,全レース完走と地味ながら堅実な走りをしていたジョーダンのモンテイロ.ついに第17戦めここブラジルでメカニカルトラブルのためリタイア.下位チームでチームに貢献していたのだが,残念…
  • ライコネン残り12周でピットイン
    結局のこり12周まで2ストップめを引っ張ったライコネン,先にピットインをしたモントーヤに再度交わされ2位にランクダウン.アロンソが3位,このままではライコネンが優勝してもドライバースタイトルは確定してしまう.果たしてチームオーダーは発動されるのか?
  • 優勝はモントーヤ,2位ライコネン,3位アロンソ,ということは
    アロンソ3位ということで2005年のワールドチャンピオン決定!ここ数戦,アロンソの消極的な発言(表彰台に立ち続ければチャンピオンなど)に対し,さまざまな意見,批判が聞かれたが,24歳の若手がポイント計算しレースを組み立てていたと私は考えているので,むしろその堅実な走りにアロンソの「強さ」を感じていた(確かに地味な走りになるので面白くはないのは事実だが…).これによりアロンソは最年少ワールドチャンピオンとなった訳だが,これまで最年少ワールドチャンピオンの記録を保持していたのは,往年のブラジル人レーサー,エマーソン・フィッティパルディ.その人物の故郷でのチャンピオン確定に運命のようなものを感じてしまう,なんて言ったら言い過ぎか.
    一方のマクラーレンの2人,圧倒的に優位なマシンを持ちながら,このブラジルで「今期初」の1-2フィニッシュ.この「今季初」というのが信頼性の不足を物語っている.いくらなんでも安定感が無さすぎ.そのためグリッド降格による無理な作戦を強いられ,マシントラブル発生という悪循環に陥っていたシーズン序盤~中盤が悔やまれるところである.

結果15台完走.4位以降はM.シューマッハ,フィジケラ,バリチェロ,バトン,R.シューマッハまでがポイント獲得.フェラーリが地味にダブル入賞.

さきほど書いたとおり,ドライバーズタイトルはアロンソが手中に.面白いのがコンストラクターズタイトルの行方.ベルギーGPの回顧で書いたとおり,ようやくマクラーレンが1-2フィニッシュを決めたおかげで,マクラーレンの164ポイントに対し,ルノー162ポイント.たった2ポイントだがマクラーレンがついにトップに浮上.後2戦,どうなる?

これで残るのは極東シリーズの2戦.次回は10月9日決勝.場所はここ日本,おなじみの鈴鹿サーキットでのグランプリ.ドライバースタイトルの行方や如何に?来期シートのシートがまだ見つからない佐藤の4年連続ポイント獲得は成るのか?ということで.

そうだ,最後に忘れず書いておこう.
アロンソ,チャンピオン獲得おめでとう!

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秋の彼岸に逝った人

今ふと,今日が父の命日だということに気がついた.そうか,父が亡くなってもう丸19年か….秋の彼岸の終わる頃,何を急いだのか逝ってしまったのが私の父だ.もうかなり前のことなので,間違えてたら親父すまん,42歳の厄年で死んだんだよな,確か.

19年前,実家の前を流れる財田川の土手沿いに,萩の花が植えられていた.父の亡くなる数日前,萩の花が咲き誇っていた.ローカルのテレビ局が,萩の手入れをしている近所の女性にインタビューに来ていたことを,やたら友人や近所の人たちに行っていたよな,親父.祭りの前のこの時期は,ちょうさと呼ばれる太鼓台や獅子舞やらで忙しい時期が続いていたよな,親父.こんなことを書いたはいいが,本当に届いているのだろうか?

この間実家に帰った折,ひとりで父の墓を参ってきた.毎回帰った日かその翌日に,母には内緒で墓参りにいくのが,実は私の恒例行事になっている.ここ3ヶ月,毎月療養を兼ねて実家に帰っていた訳だが,先日墓に参りに行ったとき,なんで自分がこんなことになっているのか,父に聞いてみたくなり拝んだはいいが,その場で答えが返ってくるはずもなく,これまでこんな気持ちで墓参りに来たことなんてなかったなぁと思い,墓の前で30分くらい涙を流しながら考え込んでしまった.

19年前きれいだった萩の花だが,残念ながら今はほとんどが無くなってしまっている.大阪へ帰る車の中から,ほんの少しだけ残った萩の花を見て秋を感じ帰ってきた.答えは自分で見つけるというのが父が言いたかったことなのかな,と考えてみるが確証なんてない.

ただ,自分の正しい道を探す,そのために遠回りをしている.自分ではそう解釈している.あせらず,完璧は無理でも,出来る限りそれに近い状態で職場に復帰したい.今はそう考えているだけだ.

親父,いいよな.あなたもかなり若い頃紆余曲折があったことは祖母や叔母に聞いてるから.くさい言葉だけど言わせて下さい.助けてくれなくてもいいです.どこかで私を見ていて下さい.よろしくお願いします.

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帰阪しました

特にネタもないので超小ネタで.

本日,帰阪しました.帰り道の中国道で事故現場を2つ見ました.1つはかなり強烈な事故で,4台の車が追越車線上で大破していました.関係者に怪我がなければよいんですが…ちょっと心配.おかげで4時着の予定が5時すぎ着になってしまいました.

私も一人で運転しているときは,結構無茶をしてるなぁ,と自分で感じるときがあります.もうちょっと大人の運転をしなけりゃなぁ,そう思いました.

#読み方は夏休みの絵日記風でお願いします.

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ミイラ取りが…(F1の記事の書き方)

ちょっと重めの記事が続いたので若干軽めの記事で….

結構F1の記事についていろんなご意見を頂いており非常に参考になっている.読んでくれている皆さんに感謝したい.現在のところ以下の手順でレース開始時から記事のアップまでの作業を行なっている.ちなみに現在CSで放送されている生放送は見ていない…つか見れない(しょぼーん).

  1. レース前10分ほどに前にFomula 1 Website(オフィシャルサイト)に行き,予選結果およびグリッド順,天候,ニュースなどを確認する.
  2. レースがスタートしてからは,基本的にオフィシャルサイトのLive TimingとCommentを凝視する.その際,気になったことメモに記載しておく.
  3. レース終了時にラップチャートとピットの回数を確認する.
  4. 地上波放送開始後10分くらいまでぼーっとしている(だって地上波無駄が多いもん).
  5. メモを確認しながら地上波を見る(できるだけ司会者のコメントには耳を傾けないように).これも気になれば再度メモを取る.
  6. テレビでのレーサーのコメントを確認する.これもメモに取る.
  7. 翌日,Yahoo!のF1のレース結果とレーサーのコメントを確認する.
  8. 以上を参考に気になったところを箇条書きにして記事完成.

「ミイラ取りが何とやら…」という奴で,我ながらレースの度にこれをするとかなり疲れるのだが,やたら結構詳しくなってしまったのは良いのか悪いのか.ただなぁ,この方法だとなぁ,アメリカ大陸ラウンド以外は結果を知った上でレースを見ることになるからなぁ.ちょっと寂しいのは確かかな.

とっとと引越しして生でF1見れる環境を作らなきゃなぁ.こんなところで

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福祉と教育の制度

今回が最後.「福祉と教育の制度」についてまとめる.

  • 福祉と教育の制度
    • 福祉制度の転換
      • 戦後の福祉制度
        • 「障害者福祉法」は障害のある人を保護するための法律と位置付けられ,福祉サービスを利用する人を「援助の対象としての人間」と捉えてきた.
      • 社会福祉基礎構造改革
        • 平成12年(2000年)から高齢者に対し介護保険制度導入.
        • 平成15年(2003年)から障害者に支援費制度導入.
        • どちらの制度も福祉サービスを従来の措置制度(行政が行政処分によってサービス内容を決定する制度)から,利用制度(利用者が事業者と対等な関係に基づいてサービスを選択する制度)に以降したものである.
        • サービスの利用者(高齢者・障害者)に対して,能動的に情報を入手し,取捨選択することを求めている.
    • 障害のある人に関する制度と法律
      • 国民年金に加入している人(または20歳前に障害を持った人)が病気やケガにより障害を持った場合,障害基礎年金が支給される.
      • 知的障害・精神障害のある人もその程度に基づき年金が支給される.
      • 厚生年金保険や共済組合に加入している人については,障害厚生年金・障害共済年金が支給される.
      • 就労については「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき,日本障害者雇用促進協会が設立され,雇用促進と職業安定にさまざまな活動を実施している.
      • 全国47都道府県に設置された障害者職業センターでは障害のある人に対し,職業能力・適性などの評価をはじめ,障害の種類や程度に応じた職業相談・指導,就職後のアフターケアを,事業者に対しては雇い入れ・配置などの雇用管理,作業施設の改善に関する相談・助言を行なっている
      • 「障害者の雇用の促進等に関する法律」では「障害者雇用率制度」が設けられ,常用労働者数が56人以上の民間企業は,1.8%以上(法定雇用率)の身体障害者もしくは知的障害者を雇用しなければならないとされている.
      • 「障害者の雇用の促進等に関する法律」では障害のある人を雇用した場合に事業所の施設改善や特別な機器の導入などに対し助成金が支払われる.
    • AT機器に関する法律・制度
      • 日本の法律・制度
        • 日常生活用具給付制度
          • 障害のある人のための福祉用具・支援技術に関わる用具の給付制度として,身体障害者福祉法,児童福祉法に基づいて日常生活用具の給付制度がある.
          • 日常生活用具給付制度の支援技術の対象品目としては,「テープレコーダー」「盲人用カナタイプライタ」「点字タイプライタ」「盲人用電話区」「盲人用体温計(音声式)」「盲人用秤(体重計)」「視覚障害者用拡大読書器」「点字図書」「聴覚障害者用通信装置」「文字放送デコーダ」「パーソナルコンピュータ」「携帯用会話補助装置」「重度障害者用意志伝達装置」「視覚障害者用ワードプロセッサ」などがある.
          • 給付対象となる障害や等級に関して明確な規定があり,貸与・給付・共同利用と提供方法もいくつかある.
          • 2002年4月より「ワードプロセッサ」に代わり「パーソナルコンピュータ」が給付対象になった.なお,「パーソナルコンピュータ」の給付限度額は118,500円であり,対象者は上肢障害2級以上または言語,上肢複合障害2級以上(文字を書くことが困難な方)となっている.
        • 交通バリアフリー法
          2001年11月に「高齢者・身体障害者等の公共交通機関を利用した円滑化の促進に関する法律(通称:交通バリアフリー法)」が成立した.同法では,新設の公共交通機関にエレベータやスロープの設置を義務付けたものである.
        • アクセシビリティ指針
          情報の利用に関して多くの人が利用できる機器の開発を促進する目的で,1998年10月に総務省(旧郵政省)が「障害者当電気通信設備アクセシビリティ指針」を,2000年6月の経済産業省(旧通商産業省)が「障害者・高齢者等情報処理機器アクセシビリティ指針」を告示している.
      • アメリカの法律・制度
        • ADA(障害のあるアメリカ人法)
          同法では,適切な配慮によって,あるいはそれによらずに,雇用にとって必要不可欠な職務を遂行できる能力を有している障害者の採用手続き・賃金・昇進・解雇・給与・職業訓練などの条件や恩恵に関する差別を禁止している.
        • リハビリテーション法508条
          同法では,連邦政府が購入する情報機器は障害者にアクセシブルなものでなければ調達してはならないとしている.
        • 通信法255条
          情報通信機器の設計・開発において,機器の機能やサービスが障害のあるユーザーに使えることを求め,設計段階において聞くことを要望するもの.
        • テクノロジー関連支援法(Technology-Related Assistance for Individuals with Disabilities Act)
          州政府と全国規模での支援技術の研究・開発や普及促進をさだめたもの.
        • 支援技術法(Assistive Technology Act)
          ATおよびサービスの供給により障害のある人々の生活の向上,コミュニティなどへの参加・関与.障害のない人との交流.障害のない人と同等機会の獲得実現などが目的.
      • 障害のある人の教育制度
        • 日本の教育制度
          • 障害のある子ども(約80,000人)は特殊教育養護学校で学んでいる.
          • 特殊教育養護学校は,知的障害・肢体不自由・病弱の子どもが学ぶ養護学校,視覚障害のある子どもが学ぶ盲学校,聴覚障害のある子どもが学ぶろう学校からなっている.
          • 1979年に養護学校が義務教育化された.
          • 近年,障害のある子どもを地元の学校で学ばせたいと考える親が増えてきており,小中学校の中に障害児学級が設置されている.
          • 普通学級に在籍し,統合教育(インテグレーション・インクルージョン)という形で学んでいる子どももいる.
        • アメリカの教育制度
          • 障害のある子どもの多くは統合教育で学んでいる.
          • IDEA(障害のある人の教育法)により障害のある子どもは個別教育プログラム(IEP)の立案が義務付けられる.
          • IDEAではIEPの中で支援技術の利用を考慮すべきとしている.
          • 教育の支援技術に対する関心が高まっている状況である.

    以上でとりあえずAT/AACに関する主だった内容は終了.今後は内容を若干変えて新たにAT/AACに関する内容をまとめたいと考えている.


    参考文献・サイト
    1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
      e-AT利用促進協会 監修
    2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
      e-AT利用促進協会 監修
    3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
      e-AT利用促進協会 監修
    4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
      ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
    5. こころWeb
      こころリソースブック編集会

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キーボードのお話

先日書いた記事「携帯電話のお話その1」の中で,携帯電話用のキーボード,REUDO社Rboad for Keitaiを紹介した.私のように携帯電話のキーでメールをするのに苦労する人向けに作られたものと言える.ちょっとこの考えをひねって支援技術的に考えてみよう.すると「携帯電話でメールのやり取りをしたいけど,細かい動きをするのが困難なので,携帯電話のキーを押すことはできない.パソコン用のキーボードなら押すことができるんだけど…」という方にとってはRboad for Keitaiは共用品的に使用が可能ということになる訳だ.

今度はその逆.こういう方の場合どうだろう.「パソコンでインターネットを楽しみたいけど,キーボードが大きすぎて使うことができない.携帯電話のキーなら押すことができるんだけど…」というケースね.いくつか方法はあるわな.例えば,もしその方がトラックボールやタッチパッドなどの使用できるのならば「肢体不自由のある方へのAT/AACその2」で紹介した「キーボードが使いにくいとき」を参考に文字を入力できるかもしれない.また下の各社が一般品として販売している小さなキーボードなら押せるかもしれない.

 TK-77MPシリーズ (ELECOM)

 SKB-SL04U (サンワサプライ)

「でも,携帯電話を使用できるんだから,携帯電話型のキーボードを使えばもっと簡単じゃない.」そう考えたあなたは偉い.そのようなキーボードがあれば,ということになるが…実はそういったものがあるのだ.

 Keiboad+IE (メヴァエル)

ほらね.多分メーカーさんの方で設計した段階ではあまり障害のある方のことを意識せずに作られたものと思われるが,この商品も共用品的に使うことができるのである.

以前の記事の中で「日本橋に行って新しい入力機器を探してくる」なんて書いたけど,なぜ私がそのようなことをしているかお分かりいただけただろうか.「福祉用具は高い,でもなんとかしてパソコンをしたい」という方は非常に多い.私は仕事柄,福祉用具を買うことをお勧めしていたが,どうしても高くて購入できない,という方にはこのような商品を紹介していた.

このような「共用品的」な入力機器がもっと出てくると,非常に良いと思うのだが…皆さんはどう思う?

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AT/AAC機器の導入とサポート

今回は「AT/AAC機器の導入とサポート」についてまとめる.

  • AT/AAC機器導入の手順
    1. オリエンテーション
      • 障害のある方のニーズを把握する.
      • 疑問には親切に答えること.
      • 相談スタッフはAT/AAC機器に関する知識,経験を十分に持っている必要がある.
    2. 導入を前提にした検討
      • 身体機能のチェック
      • 操作方法の検討
        残された身体機能で,無理なく機器操作が可能な部位と操作方法を検討する.
      • 経済的な面の検討
        機器導入によるメリットとそれに対し支払われる経費に関して,本人・ご家族と十分な検討を進める.
      • 家族・介護者の理解
        家族・介護者に機器の持つ意味を理解してもらう.
      • 環境整備の検討
        機器の設置環境に問題がないか検討する.
      • 総合的評価
        各要素をもとに,総合的な評価をする.
    3. 導入
      • 販売・設置業者との連絡
      • 作業役割の明確化
        障害のある人の身体機能に関することはリハビリテーションスタッフや病院のスタッフが,機器本体や周辺の配線処理などが販売・設置業者が行なうよう役割分担をした方が効率的.
      • 適切な設置
        本人が使いやすいことと,他者の邪魔にならないよう適切に設置を行なう.
      • 取扱について分かりやすく説明すること.

    4. フォローアップ
      • 利用者からの連絡を待つだけでなく,設置者側から状況把握するため電話を行なう.
      • 長期的なフォローアップも,機器が継続して利用されるために重要である.
  • サポートに関して
    1. サポートの方法・時間
      • サポートの頻度.期間は,対象者と支援者双方が負担にならないよう配慮する.
      • 1回のサポート時間は最大2時間程度を目安にする.
      • サポートの内容を明確にしておく.
      • 本人が達成感を得られるようにサポートする(はじめから複雑な機能を要求し,失敗すると自身を喪失したり,意欲が低下する).
      • 効率は低くても最初は確実に操作できる方法をまず見つける.
      • ちょっとした言動により相手を不快にしたり,傷つけることがあるので十分に配慮することが必要である.
      • サポート開始前にその日に行なう内容を説明し,終了後に次回行なう内容を確認する.
      • 対象者の体調や操作の様子を確認し,心身に負担がかかるようなサポートは避ける.
      • 対象者の身体状況は日によって大きく異なることを理解しておく.
      • 合間に休憩をとるなど,対象者に無理が内容配慮する.
    2. 機器設置に関して
      • 介助者の動きに可能な限り影響を及ぼさないことに配慮する.
      • 介助者がスイッチや電源コードを引っ掛けないように配線する.
      • ベッドの回りでは水を使用することがあるので,機器にかからないよう配慮する.
      • 床に直接機器を置くのではなく,棚やテーブルの上に置き,水やホコリから機器を守るようにする.
      • ホコリよけのカバーにより機器が誤動作することがあるので注意する.
    3. 機器説明に関して
      • 一度に多くのことを説明するのではなく,最初は基本的なところに留めておく.
      • 情報が多い場合は数回に分けて説明する.
      • 本人だけでなく,ご家族・介助者も同席してもらい,実際に機器操作を体験してもらう.
      • 口頭による説明のみでなく,最低限必要な操作手順は紙に書いておき渡す.
      • 説明の際,イラストや写真を活用する.
    4. サポートの範囲
      • 修理に関しては保証書を添付した上で,購入先もしくはメーカーに依頼をする.
      • 不調の原因がOSやソフトウェアの設定の問題である場合,対象者に作業内容を説明し,同意の上で設定変更を行なう
      • データ破損に備え定期的にバックアップをとる.
      • サポートの際,その他の介助を依頼された場合,技術サポートと介助サポートを明確にし,介護はできない旨を伝えておく.
      • 違法コピーはしない!
      • サポートの目的や範囲,領域を明確にし,責任を持って対処できない場合は,購入先やメーカー,専門的な知識を持った技術者に引継ぎを行なう.
  • サポートとプライバシー
    1. サポート時のプライバシー侵害
      • 初期設定時やインターネットの接続設定時に,支援者はパスワードやメールの送受信記録を個人情報を知る.
      • 一般家庭に訪問した際は家族内の情報を知る.
      • 支援者はそれらの個人情報を漏洩してはならない!
    2. 施設・病院などでパソコンを使用する場合の注意
      • 複数の人が一緒に生活する場所であるため,他者からのプライバシーを侵害される恐れがある.
      • ディスプレイやキーボードが他者から見えないよう,向きを変えたりついたてを利用する.
      • 採光に問題が生じたり,不適切な操作姿勢を強いないようにする.
      • スクリーンリーダーを使用する場合,ヘッドフォンを使用する.
      • パソコンを共同使用する場合,一人一人にユーザー設定を行なう.
      • 施設内LANを構築する場合,明確に責任者を決めておく.またLANに関する情報が施設職員を含む第三者に漏洩しないよう管理を行なう.

次回がとりあえずの最後のまとめ「福祉と教育の制度」である.


参考文献・サイト

  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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携帯電話のお話 その2

「携帯電話のお話その1」からの続き….ただし内容がかなり重くなっているので要注意.

TU-KAが使いやすさにこだわった「ツーカーS」を出したとき「ようやく単純明快な携帯電話ができたか」と思ったことを思い出しながら記事を書いている.ボーダフォンはちょっと「とにかく新しいものを詰め込んでこんなん作りました」って会社だから,ちょっと毛色が違うのだが,その他各社は「ユニバーサルデザイン」「つかいやすさ」にこだわって,現在(2005年9月)こんな携帯電話を販売しているかもしくは販売予定となっている.

こんなところが該当するかな.上記のとおりTU-KAブランドはいずれ消滅するため,auの「簡単ケータイ」シリーズがその後継と考えてよいハズである.

ここで注目したいのは各メーカーとも「ユニバーサルデザイン」「つかいやすさ」を掲げ製造を行なっている訳だが,製品を見てみると2つのタイプに分類されるのである.簡単に言ってしまうと「純粋に電話をかける機能のみに絞り込んだ」ツーカーS,簡単ケータイSと「若干付加機能がある」その他の携帯という分類である.

確かに「機能を絞り込んだ」「電話としての機能のみに絞った」ツーカーSと簡単ケータイSはよくできた携帯だと思うし,実際「これなら使える」と感じ購入された高齢者の方々は非常に多いと思う.ただ,この「機能を絞り込んだ」点がデジタルデバイド(情報の格差)を生みやしないかと考えてしまうのだ.

少し話題が脱線気味になるが,10数年前携帯電話がまだまだ高く,やたらデカく重かった頃,携帯電話の機能がここまで成長するとは思いもしなかった.正確に書くと,何らかの情報端末になるだろうとは思っていたが,メールの広がり,おサイフケータイのところまでは想像できなかった.

個人的な見解としてはデジタルデバイドが生じてしまうのはある程度仕方がないことだとは思う.特にインターネットの世界では.ただ,パソコンを使用できない人の場合,かなりの部分は携帯端末で補償できていると思うのだ.

先述の「機能を絞り込んだ携帯電話」には,情報端末としてはほぼ使用不可能なものである.これは決してその携帯が悪いと言っているのではなく,どうしても生じてしまうデジタルデバイドに対して何らかの方策が必要なのではないかと考えているのだ.

インターネットにこだわらずデジタルデバイドを小さくできるもの,恥ずかしながら,正直私にはそれが何であるのか想像が付かない.もしアイデアを持っている方がいらっしゃったら是非ともコメントなりトラックバックなりでご報告頂きたい.とりあえず,こんなところで.

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携帯電話のお話 その1

最近,友人からよく指摘されるのだが「携帯でメール機能を使わない」とか「携帯に来たメールに対してパソコンからメールを返信する」といったことは,おっさん化がかなり進行しているんだそうな.確かに言いたいことが,分からんでもないんだが.とりあえず今私の使ってる携帯を見てみて.

知っている人は知っている私のキワモノ携帯.久々にblogに画像をアップして…と.
携帯の画像(正面) 携帯の画像(側面)
左側の写真がフロントの画像,右の画像がサイドからの画像.ちょっと古い機種になるけど写っている携帯は左からP502i,P209i,R692i,フィリップモリスの箱(ロングサイズ=約10cm).

このR692iというすばらしく頑丈で,大きいため持ち歩くのにはカナリ不便な携帯を既に2年程愛用している.買った直後,高野山に行ったとき,「防水仕様だから水でお清めしよ」ということで水を掛けられてみたり,飲みに行ったときにネタで「濡れても大丈夫なんよ」とか言いつつ水につけてみたり,結構かわいそうな携帯ではある.

この携帯についても「そろそろ買い換えたら」と友人からは言われてるんだがな….今引越し前でゴタゴタなのと夏休みの影響でホントに金欠なのでもうちょっと待って下さいな.

ちなみにこの携帯「R」ってどこのモデル?と思った方はいると思うので紹介しておく.「日本無線」というメーカーの「GEOFREE2」という機種がそれである.

とりあえず見て欲しいのは左側の写真のR692iのキーの大きさね.本体はバカデカイのに普通の携帯のキーより若干小さく,防水仕様のためかきっちりハメられているからか,ちょっとキーが重いのな.メールのことを考えずネタのためだけに買った携帯なもんだから,まぁ良いんだけど,確かに文字を打つのはちょっと辛い仕様ではある.

それ以前にも使ってた携帯であまりメールはしなかったんだけど,このキー打ちにくいこともあり,1年近く携帯メールはしなかった.ところが,1ヶ月程前ちょっと急を要することがあったとき,携帯に来たメールをパソコンで返信しようとしたところ,どんなにヘッダをいじろうが全て返信できないという事態に陥ったのよ.こうなったらしゃーないやん.携帯でメールしなきゃ.

それ以来,携帯に来たメールは基本的に携帯メールでがんばるようにしてる.このがんばっている,つーのが既に情けないところで….今日友人と話したのだが,携帯用のキーボードってあったよな,ということになり,こんな真夜中に検索サイトを調べたわけだ.確かにあった,「携帯電話用キーボード」のキーワードで.GoogleYahoo!で検索したが簡単に手に入れることができそうなのは,下のメーカーさんのものしか見つからなかった.

 Rboad for Keitai (REUDO)

確かにREUDOって面白デバイスたくさん作ってるもんね.納得.ただこのキーボードの弱点をひとつだけ挙げると「街中で携帯電話をキーボードに差し込んでメールをするはかなり勇気がいる」ということだろうか.まぁ,そこは慣れればなんとかなるか.

とりあえずゲンブツを一度見てみたい,つーのが感想ということで.

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障害全般とAT/AACその2

今回は「障害とAT」「ATとバリアフリー,ユニバーサルデザイン」「高齢者とAT」についてをまとめる.

  • 障害とAT
    • ATが変える障害
      • 障害を補償するためのAT
        • できなかったことをATが可能にする.
        • ATを使ってできたことが,障害のある人の自信になる.
        • ATを使って活動する人をみて,周囲の人の障害に対する意識が変わる.
      • 優位に立つAT
        • 障害のある人がATを使用することによって,一部の活動では障害のない人より優位に立つとができることがある.
          例)「障害のない人と電動車いすの競走」「VOCAを使って注目を集める」など
      • 情報獲得のためのAT
        • 障害のある人はこれまで情報の入手が容易でなく,与えられる情報を頼りに生活をしていることが多かった.
        • 情報機器の活用により,障害のある人自信がインターネットにアクセスし,自分の力で情報を獲得することができる.
        • 家族や介護者よりも多くの情報を持っている場合もある.
      • 世界を広げるAT
        • 自閉症や一部の精神障害のある人には対面でのコミュニケーションが困難でも,インターネット上では他者とのコミュニケーションが成立する人もいる.
        • 障害があっても,インターネットを利用し仕事をしている人もいる.
        • 施設や病院で暮らす人たちにインターネットが新しい活動の場を提供している.
    • 新しいテクノロジーが生み出す障害
      • 情報化の進行により,情報機器を利用できない人が生活に支障をきたす場合がある.
      • 情報入手に障害があることを情報障害という.
      • 情報機器を利用できる人とできない人の間に格差が生じることをデジタルデバイド(情報格差)という.
      • 障害者や高齢者がデジタルデバイドにより不利益を被りやすいと考えられている.
    • AT利用への不安
      • バーチャル世界へ没頭してしまう?
        →現実世界で制限を受けてしまう障害のある人にとって,バーチャル世界は可能性を秘めたもうひとつの世界である.現実世界との接点を失わないように配慮し.2つの世界を上手くすみ分ける必要がある.
      • ATの使用により障害回復が妨げられる?
        →ATを使用するか機能選択かの二者択一ではなく使い分ける必要がある.両方のアプローチを場面によって使い分ける方法で自立度を高めるように配慮する必要がある.
    • ATをうまく利用するためのポイント
      • AT機器がすべての問題を解決するものではないことを理解する.
        • AT機器の機能には限界があり,多くの人が期待するレベルに達してはいないものが多い.
        • しかしAT機器が使い物にならないという訳ではなく,場面を限定することで有効に使用できる.
      • 形を変えてできる方法を考える.
        • 障害のない人と同じようにすようと考えないようにする.
          例)マヒによりメモがとれないならICレコーダーで録音しメモにするなど
      • 部分参加
        • 全体の活動の一部分に積極的に関わることで達成感をえることは可能である.
        • AT機器で全てのことはできなくても,一部分に関わることができることは多い.
    • ATとバリアフリー,ユニバーサルデザイン
      • AT(支援技術)とは
        • リハビリテーション領域への工学的・技術的支援はリハビリテーション工学(Rahabitiration Engineering)と呼ばれていたが,福祉機器を必要とする人には高齢者などリハビリテーションにはあまり含まれない人も対象となるので,より広い概念として支援技術(AT:Assistive Technology)と呼ばれるようになった.
        • 北欧ではテクノエイド・テクニカルエイドという用語が福祉用具とほぼ同等に意味に使用されている.
        • 支援技術デバイス(Assistive Technology Device)は,主に北米で使用されている用語.
        • 1988年にでたアメリカの法律「障害のある人のためのテクノロジーに関連した支援法:Tech Act」では,支援技術機器を「買ってきたか,そこにあったものか,手直しされたものか,個人に合わせて作られたかに関わらず,障害のある人の機能を増大,維持,または改善するために使われるあらゆる装置,装置の部分,システムをさす」と定義されている.
        • 支援技術サービスとは,障害のある人が支援技術装置を選ぶ,手に入れる,使用することを助けるあらゆるサービスをさす.
      • バリアフリーとは
        • 1961年にアメリカ標準協会が「障害者のアクセスと利用に配慮した設計標準」を発表.1974年の国連障害者生活環境専門家会議で,障害のある人の社会参加を妨げる建築的障壁が取り上げられ,障壁を取り除こうとする「バリアフリー」という概念が紹介される.
        • 当初は障害のある人だけでなく,一時的な不便を感じている人も「The Hadicapped」としてバリアフリーの対象とされていたが,深刻な問題のある重度障害のある人のことが最優先課題として取り組まれた結果,バリアフリーは障害のある人のための特別な対応という考えは定着してしまった.
        • 建築物や道路,交通機関といった公共性の高い,空間的な課題が中心となっているのがバリアフリーであり,生活空間に近い存在として機器や設備などのアクセシビリティを支援するのが支援機器(AT).
      • ユニバーサルデザインと共用品
        • 1985年にアメリカ・ノースカロライナ州立大学(NCSU)のロン・メイスが「ユニバーサルデザイン」という考え方を提唱.「あらゆる建築物や製品は設計の最初の段階から誰でも利用できるよう最大限の努力をはらって設計するべきである」というのがその考え方.
        • 設計段階から多くの利用者像と想定し配慮することで,完成時に修理や特殊対応を行なうより経済的である.
        • ユニバーサルデザインは障害者をいう存在を意識せず,利用者の能力の幅を意識してデザインする方法である.
        • 共用品は,障害のある人,高齢者,健常者の誰にとっても使いやすいよう配慮されら製品のことである.日本では視覚障害のある子どものために玩具に小さな凸をつける運動がはじめられ「共遊玩具」が誕生した.
        • 1990年代に入り,障害の有無に関係なく共用利用可能な商品作りをめざそうという「E&Cプロジェクト」は発足し,1999年に共用品推進機構が作られ,共用品の開発・普及を推進している.
        • 共用品は,障害者でも健常者でも利用できるようにデザインすることで商品化を可能にする方法である.
        • 支援技術(AT)は個別の課題の解決に有効な手段であり,ユニバーサルデザインは全体に対して有効な手段である.ユニバーサルデザインは「障害者のための」ということを意識しないデザインであり,支援技術とは対置されるものである.
      • 高齢者とAT
        • 高齢者の実態
          • 高齢化
            • 高齢化率(総人口に対する65歳以上の人口の割合)は,2000年現在で17.3%.高齢者のみの単独世帯が約250万世帯(1997年).
            • 施設については6260の老人ホームがあり(1998年),207,817人が入居.そのうち74.4%が認知症で,25.6%が寝たきりである.
            • 平成25年には高齢者率は25%を越える予測である.
          • 高齢者の障害
            • 障害のある多くの人は高齢者であり,18歳以上の身体障害者のうち60歳以上が67%を占めている.人口1,000人に対する障害者の出現率は全体では28.9%であり,70歳以上になると94.6%に達する.
            • 65歳をすぎて要介護となった高齢者の半分が「寝たきり」か「ほぼ寝たきり」.
          • 高齢者の障害理解
            • 「病気である」ことを認めることは容易だが,「障害のある人」であることを受け入れるのは困難な場合が多い.障害のあることを恥であると考える高齢者も少なくない.
            • 障害があるとポジティブに生きていくとは考えにくく,他者に依存しがちになる.障害があっても自分らしい暮らしができる情報を知らない場合が多い.
            • 健常者として暮らしてきた高齢者は,障害のある人との接点が無いことが多い.
        • 高齢者と支援技術
          • 暮らしを再構築の手段としてのインターネット
            • 社会との接点を取り戻すためや,独居老人のコミュニケーション手段としてインターネットを活用する.
            • 趣味や生きがいに結びつく活動を作り出す.
            • 全国に高齢者のパソコン学習などを中心にしたネットワーク活動(シニアネット)が広がっている.
            • 高齢者がパソコンやインターネットを利用して,活動的な生活が送れることを目指した「シニア情報生活アドバイザー制度」がある.
          • セキュリティニーズの高まり
            • 独居高齢者の安全を確保するために,セキュリティシステムの開発が進んでいる.呼出システムは不安を和らげるためにも重要である.
            • 監視については,必ず本人へのインフォームドコンセント(説明と同意)が必要である.
          • 高齢者の利用を考慮した情報機器
            大きな文字での表示や,英語表記から日本語表記への変更,操作方法を減らした機器

      次回は制度の紹介とサポート方法をまとめる予定.


      参考文献・サイト
      1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
        e-AT利用促進協会 監修
      2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
        e-AT利用促進協会 監修
      3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
        e-AT利用促進協会 監修
      4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
        ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
      5. こころWeb
        こころリソースブック編集会

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障害全般とAT/AACその1

今回は「障害とは何か」「ADLとQOL」という基本的なことをまとめる.

  • 障害とは
    • 病気・ケガとの違い
      • 障害は固定したもの
        一般的に病気・ケガは快方に向かったり悪化したり状況が変化するが,障害は固定したものと考えられている.
      • 固定している障害の変化
        障害もリハビリテーションにより改善されたり,放置して悪化することがある.また別の部位に二次障害を生じることがある.
    • 従来の障害分類:ICIDH
      WHOは1980年に国際障害分類(ICIDH)を定めた.これは,障害を3つのレベルに分け,機能形態障害(Impairment),能力障害(Disability),社会的不利(Handicap)と定義したものである.
      • 3つのレベルは関連しており,身体機能に機能形態障害(Impairment)を生じ,それまでできていたことができなくなり(Disabillity),職を失う等の社会的不利(Handicap)が生じるという,連続したモデルとなっている.
      • ICIDHの問題点として,障害の過程における社会的・物理的な役割を十分に反映していないことが上げられる.
    • 新しい障害分類:ICF
      WHOは2001年に分類方法を改定しICFを定めた.
      • ICIDHでは障害をさまざまな場面での「できない」面を強調したものであるのに対し,ICFでは障害をマイナスととらえない(マイナスにとらえない)ものであることを強調している.
        ICFでは「心身機能と構造(body function and structure)」「個人レベルの活動(activity)」「社会への参加(participation)」とできることを強調しており,それにたいする制限を障害として考えている.
      • 障害は誰でも持ちうるものと考える.
        老齢化により誰でも障害を持つもとになるし,英語がしゃべれないと海外に行ったときにコミュニケーション面での障害を発生することもある.
      • 障害を相互作用モデルとして考える.健康因子と背景因子(環境因子と個人因子)との間の相互作用やさらに複雑な関係であると考える.同じ障害を持っていても,個人因子や環境因子により状態は変わってくる.
    • 日本の現状
      • 人数
        • 18歳以上の身体障害者数(在宅)は3,245,000人,18歳未満の身体障害児数(在宅)は81,900人と推計されている(平成13年調査).
        • 知的障害児・者数は455,000人(18歳以上338,900人,18歳未満102,200人,不詳14,400人)と推計されている(平成12年調査).
      • 種類と程度
        • 身体障害
          身体障害の種類は「肢体不自由」「内部障害」「聴覚・言語障害」「視覚障害」に分けられ,身体障害者福祉法に基づき障害の程度により1級~7級まで等級が分けられている.なお,専門医の判定を受けることで身体障害者手帳が交付される.
        • 肢体不自由
          下肢もしくは上肢または体幹に障害がある.
        • 内部障害
          心臓機能障害,腎機能障害,呼吸器機能障害,膀胱または直腸の機能障害,小腸機能障害をさす.
        • 聴覚・言語障害
          聴覚障害は全く聞こえないか,難聴などにより音声による情報入手が困難な状態をさし,言語障害を併せもつ場合がある.
        • 視覚障害
          視覚障害は全く見えない(全盲)かまたは視覚による情報の入手が困難な状態(弱視)をさす.
        • 知的障害
          知的障害は,知的な発達が広汎に遅れている状態をさす.知能指数(IQ)と生活能力水準により,「軽度」「中度」「重度」「最重度」に分類される.なお,専門医の判定を受けると療育手帳が交付される.同じ発達障害でも学習障害(LD)や自閉症は知的障害とは区別される.
        • その他の障害
          知的障害は発達的な遅れと法律ではとらえられているため,後天的に知的障害をもった場合,療育手帳の対象にはならない(法的には知的障害ではない).脳血管障害や交通事故にの後遺症として認知障害や記憶障害が残った場合,障害認定は受けることができない.

      • 障害のある方の生活
        • 大きく「家族と暮らす人(家族やヘルパーに介助を受けながら生活)」「施設で暮らす人(家での生活が困難な人の場合福祉施設で生活)」「地域で暮らす人(必要最小限の支援を受けながら自立生活する人)」に分けられる.
        • 仕事
          • 障害のある人は就労が困難な場合が多いため.就労促進の目的で日本障害者雇用促進協会が職業リハビリテーションの事業を行なっている.
          • 障害者職業センターは,障害リハビリテーションサービスを実施する施設であり,全国に55箇所ある.
          • 「障害者の雇用の促進等に関する法律」により56人以上の一般事業主は,「常用雇用労働者数」の1.8%以上が身体障害者または知的障害者を雇用しなくてはならないとされている.
          • 一般就労が困難な人は,福祉就労と呼ばれる形で「福祉工場」「授産施設」「小規模作業所」などで就労している.

      • 障害受容
        • 障害受容について
          • 障害受容は「あきらめ」「いなおり」などのネガティブな状態ではなく,障害があることをポジティブに考えることができる状態のことである.
          • 障害受容は本人だけではなく,家族もその障害を受容する必要がある.
          • 先天性の障害がある人と後天的に障害を持った人の場合,障害受容にいたるプロセスが異なる.
        • 障害受容までのプロセス
          支援機器の導入までには現在本人・家族がどのプロセスにあるか把握しておく必要がある.
          1. ショック期
            自分に何が起こったかを理解できていない状態.この期間はさほど長く続かず,少しずつ現実が見えてくる.
          2. 否認期
            自分の障害を認められない状態.ショックを和らげる意味で最も重要な時期であるが,この期間が長く続いた場合,リハビリテーションに影響がでることがある.
          3. 混乱期
            「怒り」「悲しみ」「抑うつ」などが現れる状態.よく介護者とトラブルが生じるのがこの時期である.これらの感情はやり場のない感情の表出と理解する必要がある.
          4. 努力期
            さまざまなきっかけで,いままでとは違った生き方が見えてくる時期.
          5. 障害受容
            自分の障害を前向きに建設的に捉えられるようになった状態.
        • ATと障害受容
          • AT機器の拒否
            • 障害を持った人の多くは障害の克服を望んでいるため,AT機器の導入には慎重に行なわなくてならない.
            • AT機器の紹介により,機能回復の見込みがなくなったと悲観し,機器導入を拒否する場合がある.
            • 特にショック期・否認期・混乱期に機器導入を行なう場合には十分は配慮が必要.
            • 機器の導入にあたっては,AT機器のすべてが否定される訳ではなく,リモコンなど日常で使用するものであれば受容されやすい場合がある.
          • AT機器による障害受容
            AT機器によってできることに気付くことで,障害受容を促進する場合もある.
          • 障害への多様なアプローチの必要性
            ATは解決方法のひとつであり,その他にも医学や工学,心理学,看護学,社会福祉学,教育学などさまざまは視点から考え,時期に応じた支援を行なう必要がある.
          • 「自立」の考え方の変化とコミュニケーションニーズの高まり
            • ADLからQOLへのシフト
              • 1970年代まではADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の回復・獲得がリハビリテーションの主たる目標であり,回復が困難な場合は手厚く介助するという考え方が一般的であった.
              • 1980年代にアメリカで運動障害のある人の自立生活運動により障害者への観方が変わった.
              • ADLや経済的自立が目標だった自立観が,QOL(Quality Of Life:生活の質)にシフトした.
              • ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)
                障害によりできなくなった食事・排泄・衣類の着脱など,日常の生活に必要な動作のことであり,理学療法や作業療法がADLの獲得に大きな役割を果たしている.
              • QOL(Quality Of Life:生活の質)
                質の高い介護を受けても,障害のある人本人の意志を反映したものでなければQOLの向上には結びつかない.このことによりADLのみでなく障害のある人の自己決定がQOLを考える上で重要となった.自己決定の重要性からAACという分野が確立した.

                AACに関するblog内のリンク
                 AT/AAC関連の用語説明
                 言語障害のある方へのAT/AACその1
                 言語障害のある方へのAT/AACその2

        次回も引き続き障害全般とAT/AACに関してまとめる.その次に制度の紹介とサポート方法をまとめていく予定である.


        参考文献・サイト
        1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
          e-AT利用促進協会 監修
        2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
          e-AT利用促進協会 監修
        3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
          e-AT利用促進協会 監修
        4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
          ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
        5. こころWeb
          こころリソースブック編集会

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申込書提出

日にち変わって今日は土曜日.一昨日の晩ようやくとある試験の主催者から「試験場決まりました」の連絡があり,昨日受験会場であるアビバ千里中央校にいき受験申込書と写真,ならびに1級の試験料8,400円也を納めてきた.ちなみにこのblogでは記事に記載している参考書の欄にしか記載してなかったので,正式名称を記載しておく.主催が「(財)全日本情報学習振興協会」で試験の名称が「福祉情報技術(アシスティブテクノロジー)コーディネーター認定試験」である.詳細は振興協会さんのサイトで確認してほしい.試験で出題されそうなところをここで「AT/AAC(試験対策編)」でまとめてる訳なのだ.

そんな私,大学で主に研究したのが聴覚障害,知的障害の方のこと,会社に入ってから接する機会の多かったのは肢体不自由,言語障害,重度重複障害の方.ということは視覚障害と盲ろうの方をきちんと覚えりゃ簡単じゃん.な訳ねーよ!というかここで「自立とは」とか大事なところまとめきれてないしね.これまで経験から回答できる自信はあるけんども.

ただ,振興協会さんの考えもあるから一概にはいえないとは思うのだが,必ず試験会場に行きそこで記載した上で申込書を提出する,ってのはちょっとハードルが高いような気がする.この資格を取ろうとしている方と言えば,セラピスト・学校の先生・保健士・看護士・ソーシャルワーカー・ケースワーカー・リハビリテーション工学技師・施設職員・障害のある方本人・パソコンボランティア・AT/AAC機器を販売・サービスしている業者の人あたりになると思うのだが,私は諸般の事情で夏休みなので簡単に申し込めたが,「受付に行かなきゃ試験を受けることができない」方は結構多くいるんじゃないかな.申込期間に土日は1回しかないし….

今回の大阪府の試験会場が3箇所で私が試験を受ける「アビバ千里中央校」とあと2箇所は正式名称は忘れたけど,喜連瓜破と堺にあるアビバなのな.喜連瓜破には厚生療育センターや職業リハビリテーションセンターなどがまとまっているし,堺市には「ビッグアイ」をはじめ多くの福祉施設があるから分かるんだけど,なにゆえに千里中央?幸い交通の便は良いので集まりやすいからかなぁ….

受付の作業をやっている間,女性の方がお話相手をしてくれたんだけど,前回の第7回試験は千里中央校で試験を受けた方がいなかったらしい….もしかして当日私一人.それはそれで自分のペースで試験進めることができるからラッキーか.

話が結構長くなったんで折角なんで女性の方に聞いてみた.「10月23日って競馬の大きなレース『菊花賞』があるんですが,10年に一度でるかでないかの3冠馬誕生の瞬間を見るのと,1年に3回開催される試験,どちらえらびます?」それに対する回答「背に腹は変えられませんからね」…どういう意味だーあぁ!

とにもかくも一発で1級合格できるようにがんばろうかな,ってところで.

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引越狂想曲

今日は相変わらずの引越し準備の小ネタ.10月中に引越をするわけでですが,いくら徳島で6年,大阪で5年半.合計10年以上一人暮らししたからって,こんなにモノがたまるのかという惨状でして….

まだ段ボールは荷造り用には使用してなくて,以前から持っているプラスチックコンテナとホームセンター某ナンで買ってきたプラスティックコンテナを使用して荷物を放り込んでいるのだが….恐ろしいことに本,CD,DVD,キーボードを入れたところで既に9ケースを使用してしまっている.残るケースは6ケース,ちょっとヤバイかも…

で,今日は電源ケーブルやらLANケーブルやらをまとめに入ったのだが…これがアホほどある状況で.かなりのPC本体は実家に持って帰っているのだが,そのときに付属品を一緒に持って帰ってないことが,こんなところに影響を及ぼすのか,と小学生が考えても分かりそうなことを今更気付いた次第.

ちょっとこの場で整理してみよう.引越先に持って行くものリストアーップ!

  • プラスティックコンテナ 15個 内容物:本,CD,DVD,ビデオテープ,キーボード,各種ケーブル/コネクタ,PC関連付属品,ビデオゲーム機,ソフトなど
  • パソコン用段ボール 5個 内容物:パソコン本体,付属品,VHSビデオデッキなど
  • DVDデッキ用段ボール 2個 内容物:HD/DVDレコーダー,DVDプレイヤー
  • ディスプレイ 2台(1台がPC用,もう1台がアップスキャンコンバータを使ったテレビ用)
  • メタルラック 2台 要分解
  • パソコンデスク 1台 要分解
  • 本棚 2台
  • 三段ボックス 2台
  • 衣装ケース 1台
  • 洗濯機 1台
    ※冷蔵庫は買い替え

簡単に考えただけでこんなにあるのか…….引越屋さんに見積取らなきゃ….その前に1回実家に帰らなきゃ.多分土曜日に3回めの帰省をします.

とっとと片付けよ.マジで.

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クレイ・レガッツォーニをご存知か?

あなたは,クレイ・レガッツォーニというスイス人レーサーをご存知だろうか?

4~5年前,ホンダのCMで車いすから改造NSXに乗り移りサーキットを攻めまくっている車載映像が写った後,車いすに戻って楽しそうにウィリーしていたおじさん.あのおじさんが今回紹介するクレイ・レガッツォーニだ.

F1参戦時の戦績を記載しておこう.1970年にフェラーリでデビュー(当時のフェラーリF2チームからの抜擢),このときレガッツォーニ30歳,大器晩成型のレーサーである.初優勝は同年のイタリアGP.その後1980年に引退するまで,フェラーリ・BRM・エンサイン・シャドウ・ウィリアムズを渡り歩き,通算成績は132戦5勝5ポールポジション15ファステストラップ,総獲得ポイント212.

ドライバーズランキングの最高位はエマーソン・フィッティパルディとチャンピオンを争った1974年の2位,このときレガッツォーニは僅か3ポイント差でチャンピオンを逃している.ウィリアムズに籍を置いた1979年のイギリスGP,フランク・ウィリアムズに初勝利をプレゼントしたのもレガッツォーニ.戦績をみると,いぶし銀の職人気質のレーサーであることがうかがえるだろう.

そんなレガッツォーニをF1から引退に追いやったのが,1980年ロングビーチ市街地コースで行なわれたアメリカ西GPでの大クラッシュ.レガッツォーニのドライブするエンサインはストレートでブレーキトラブルに見舞われてしまう.彼は自ら壁にマシンをこすり付けて減速を試みるも,十分にスピードを殺せずストレートエンドで激しくクラッシュ.その際,背骨を骨折,脊椎損傷のため車いすでの生活を余儀なくされてしまう.

ところがここでレガッツォーニのレーサー人生が終わったと思ったら大間違い.手だけで操作できるように改造したマシンを駆ってスポーツカー,GTカーのレースに参戦.さらに驚いてしまうのは,ダカールラリーにまで参戦.なんと今年2005年に3回めの出場を果たしている.すなわちレガッツォーニは現役のレーサーなのだ!1939年生まれだから今年で66歳,障害の有無は関係なく,凄まじいバイタリティである.

レガッツォーニのある一面,彼は日本のNPO法人「ハンド・ドライブクロス協会」の会長でもある.名前からも分かると思うが,手だけで操作できるKARTで健常者と同じ土俵で戦う競技を行なっている団体である.レガッツォーニが現役F1レーサー時代にファンからもレーサーからも慕われたのがよく分かる一面だろう.

最後にレガッツォーニにちょっとだけ関係する自慢話.日本最大の福祉機器展に私の勤める会社が出展したときのこと.たまたまうちのブースのとなりがホンダブースだったのだ.私は展示の合間の休憩のとき,実際CM撮影に使われたNSXを間近に見ることができたのである.このマシンでサーキットを走っていたのか,と感慨にひたってしまった.

クレイ・レガッツォーニのバイタリティを参考にして生きていきたい.そう思わせるレーサーである.

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「きっと明日は」(ETV)再評価

いきなりであるが,私はNHK教育テレビ(ETV)マニアであった.今を去ること6年前,自分のサイトで実はこんなコラムを書いていたのだ(我ながら当時の文章は稚拙だ).小学校の夏休みには高校野球は見ないで,ETVでいろんな学年の教科を番組を見ていたのだ.だからこの頃はお昼の時間,高校野球がETVにやってくるのがなんだか嫌いだったのだ.あっ,池田高校が出場していたときは例外ね.

大学に入ってからは人形劇のサークルに入っていた関係もあり,余裕があればETVの人形劇やら道徳劇,乳幼児向け番組を見ては研究していた.研究ってのはふざけているのではなくって,自分で人形劇の脚本を書いたときに,できれば30分以内にまとめたかったのに,全然短くならなくって1時間超の劇にしてしまった経緯があったため参考にしていたんだよ.今ならその人形劇のいらないシーンをバッサリ切って面白いものにする自信は軽~く200%はあるんだけども.

ETVの各教科の番組は学校の授業時間に合わせられるため放送時間はたったの15分,オープニング・エンディングを考えると実質物語に使うことのできる時間は14分もないかもしれない.必ず人形劇や道徳劇をそれだけ時間内に収めなければならない.だから物語の基本形に忠実に作らないと訳の分からない話になってしまうのだ.物語には必ず2つのターニングポイントがあるというのはすぐ気がついた.「起承転結」では無く「序破急」というヤツである.基本的な物語をある一定時間内で収めるには「『序破急』を繰り出すタイミングによってきまる」ってことは,人形劇を辞めてから2年後に気が付いた,って遅すぎじゃん!

なんでこの記事を書いているかというと,実は今私の横で「きっと明日は」という1996年度に放映された小学校高学年向けの道徳ドラマのダビングを行なっているのだ.この映像を観るのは約5年振りだが,低予算ながら極めてよくできたドラマであることに改めて驚かされた.

全話のビデオを持っている訳ではないが,各話のつくりはしっかりしており,小学校高学年なら十分に理解できる話である.が,道徳の番組だけに何を考えるものか内容がついて来なければならない.その点もクリアしている.というか大人が考えても答えの見つからない問題,例えば地方の開発・夫婦の離婚などが取り上げられているのが見逃せない.個人的には第7回「若武者の願い」が非常にチープな映像ながらストーリーは重厚でお気に入りである(後述するがこの回のみお決まりのお姉ちゃんの歌は無し,エンディングの歌も差替で15分をフルに使用した力作!).また,毎回お決まりのネタ(主人公のお姉ちゃんがいろいろなところで豆カラ片手にテーマソングを歌う)を仕込んでおいて,最終話の最後の最後でカーテンコール的に爆発させる,といったにくい伏線があったり,子どもの演技が若干気になる程度で30歳となった今でも楽しめる内容であった.

この翌年の「虹色定期便(97年度版)」もかなり面白い道徳ドラマなのだが,今改めて見てみると若干ネタ(ETV道徳ドラマ史上多分初のSF特撮モノ,オープニングでは驚きの「爆破」シーン!がある)に走りすぎて「道徳の番組」である点が若干ぼやけている気がする.「道徳」という点を考えず「低予算の子ども向けドラマ」として観ればそれなりに楽しめるのだが….余談だが,この「虹色定期便」(原作名「プロジェクト・エデン」)についてはマニアの間でかなり盛り上がり,番組の音楽担当者が通販でサントラCDを配布するという,かつてETVでこんなことがあっただろうか,というところまでヒートアップした作品だった.え,私ですか,もちろんサントラ持ってますよ.「きっと明日は」のお姉ちゃんの歌がボーナストラックに入っているので,それだけでもおなか一杯です:).興味のある方,ググった検索結果は次のとおりなので是非とも各サイトに行ってみて欲しい.「虹色定期便 プロジェクト・エデン」「虹色定期便 97年版」当時の「熱いもの」を感じることができるハズである.

今ETVってどうなってるのかな,とちょっとだけ気にしつつ,おしまい.

追記:
この放送を学校で見ていた世代ってもう18~9歳なのね.私が人形劇で公演をしていた頃の子どもは成人しているし.時の立つのは…ねぇ.

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Webのアクセシビリティ

ここからは障害別ではなく,総論的にまとめていく.今回は「Webのアクセシビリティ」について.各障害別のAT/AACのところでコンピュータのアクセシビリティや使用方法は触れているので,そのことを思い出してもらえれば分かりやすいと思う.

  • Webのアクセシビリティ
    インターネット特にWebを利用するにあたり障害のある人にとっては,様々な障壁となる事項がある.解決策を各障害別にまとめてみよう.

    • 聴覚障害のある方への配慮
      • 音声が出力されるサイトを設計する際には,音が出ている旨が判断できるようにすること,ならびに何が出力されているのか分かるよう代替手段を設けること.
      • 企業サイトの場合,電話番号だけでなくFAX番号も記載すること.
    • 視覚障害のある方(全盲)への配慮
      • 視覚にたよる情報がなくても情報が伝わるよう代替手段を設けること.特に画像に対しては,適切なalt属性を設けること.
      • 画像からリンクを張る場合は,どのようなページにリンクを張っているか分かるよう適切なalt属性を設けること.
      • 各ページのヘッダーのtitleには,どのようなページが分かるように適切なタイトルを設けること.
      • ひとつの単語内にスペースや強制改行を入れないこと.
    • 視覚障害のある方(弱視・色弱)への配慮
      • 小さな文字の使用,見えにくい配色は避けること.
      • 背景色と文字色に適切なコントラストを設けること.
      • 色にのみ頼るページは避けること.
      • 同系統の色に偏ったデザインは避けること.
      • 赤と緑の区別が困難な人がいることを考慮し,配色を考慮すること.
    • 知的障害のある方への配慮
      • 分かりやすい構造,文章のサイト作るよう心掛けること.
    • 肢体不自由のある方への配慮(マウス使用の場合)
      • マウスの動く範囲を大きくとらないこと.
      • ボタンやリンク部分など,クリックで反応がある部分は大きくとること.
      • クリックする場所が変化するようなスクリプトやプログラムを避けること.
    • 肢体不自由のある方への配慮(キーボード使用の場合)
      • マウスを使用しての画面上の移動はキーボードでも行なえること.
      • キーボードナビゲーションによる操作を考慮し,次にどのにフォーカスが移動するか予測がつくようにすること.
    • 高齢者への配慮
      • 画面上の色,文字の大きさに配慮をすること.
      • 動きのあるものは速さなどを考慮に入れること.
      • なるべく外国語の表記を少なくすること.
      • リンクが張られている箇所が分かりやすいこと.
  • このblogでは,できていないことも入っており若干恐縮するが,個人的には上記のようなことを考慮し「どのような人がどのような状況でページを閲覧しているかを考えながらサイトを作る」ことを心掛ける方が良いと思う.

  • Webアクセシビリティの検証
    Webのアクセシビリティに関して次のようなガイドラインがあり,チェックツールがいくつか用意されている.

    • W3Cの分科会であるWAIが作成したウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0(Web Content Accessibility Guidelines 1.0:原版)
      W3C…World Wide Web Consortiumの略でHTML,XMLの仕様や言語を決め標準化を行なっている団体.
    • 障害者・高齢者等情報処理機器アクセシビリティ指針(こころWeb内のページ)
      2000年に旧通商産業省(経済産業省)が定めたガイドラインこころWeb内に詳細および解説が掲載されているので参照のこと.
    • Webサイトの制作にあたっては,上記ガイドラインを参考の上,次のような確認を行なうのが望ましい.

    • できるだけ多くのOS,ブラウザを使用し確認をする.
    • キーボードのみで操作が可能かを確認する.
    • モニタから1メートル以上離れて視認できるか確認する.
    • 音声ブラウザで確認する(無い場合,テキストブラウザで確認する).
    • 実際に障害のある人に確認してもらう.
    • チェックツールやチェックサイトで確認する.

    現実問題,私自身はすべてのチェックができていない状況であるが,今自分のサイトを更新した場合,WindowsではInternetExplorer系のタグブラウザのGreenBrowserMozilla FirefoxOpera.MacではSafari,Internet Explorerを用いて確認すると思うが,実際のところはこのblogしか更新していない状況であるので,未チェックとなっている.本来ならば,Lynx等のテキストブラウザでの動作も確認しておいた方が,音声ブラウザ使用者向けにより適切な確認ができる.

次回は障害者・高齢者に関する基礎知識の部分をまとめる.その後,制度の紹介とサポート方法をまとめていく予定である.


参考文献・サイト

  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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ウェットレースの洗礼(F1ベルギーGP)

9月11日,天候が不安定な「スパ・ウェザー」で知られる山岳高速テクニカルサーキット「スパフランコルシャンサーキット」で行なわれたF1ベルギーGPに関してまとめる.第15戦時点でのポイントトップのアロンソ(ルノー)のチャンピオンへの「マジックポイント」は14.ライコネン(マクラーレン)の結果如何ではここでチャンピオン決定となる.

レース決勝日の天候は朝は雨.サポートレースの「miniワンメイクレース」「GP2」では大クラッシュが多発.午後からの決勝では雨は上がったものの,コース上はウェットコンディション.今シーズン初のウェットレースとなった.

結果はいつものとおり皆さんご存知と思うので,いつものように….

  • スタート直後の1コーナー「ラ・ソース」今年は何事も無し
    1番グリッドから鋭角コーナー,ラ・ソースまでの距離はたった200m強.毎年のように混乱が発生するのだが,今年はウェット路面にも関わらず何事も起こらず.レースはこのまま平穏に進むのだろうか?
  • トゥルーリ(トヨタ)今回はレーシングスクールにはならず
    3番グリッドからスタートのトゥルーリ.1週め終了時もポジションキープで3位を走行.直後にはアロンソが控える状況に.いつもならここで渋滞が発生するが,ここのところのトヨタのレーススピードの向上,ウェットコンディションということで大きな障壁とはならず.決勝はリタイアだったが,同僚のR.シューマッハ(トヨタ)が終盤ドライタイヤでファステストラップを記録.4回ストップという大混乱の中7位入賞を果たす.
  • フィジケラ大クラッシュ!セーフティカー導入
    予選3位,ただしエンジン交換のため13番グリッドからのスタートとなったルノーのNo.2フィジケラ(ルノー).序盤に前を行くクルサードを名物コーナー「オー・ルージュ」手前でパス.ラインが1本しかないところでの度胸一発のオーバーテイク,いいところを見せた.と思った矢先,先ほどのオー・ルージュでスピン,続く「ラディオン」の外側のタイヤバリアに激しくクラッシュ!幸いフィジケラは無事.フィジケラ,今回もセカンドドライバーの機能を果たせない.セーフティカー導入の間に各車ピットイン.
  • 各チームのタイヤ選択その1
    セーフティカー導入の間にBARとウィリアムズはドライタイヤに履き替えるギャンブルに.ところが約7kmもあるスパではウェットコンディションのままの部分が残っており,結局ウェットタイヤに戻すハメに.
  • 佐藤(BAR)好スタートも最後はクラッシュ…
    予選11位(10番グリッド)の佐藤.決勝では久々に魅せた好スタート.1周めに同僚バトン(BAR)をオーバーテイクし,CL通過時にはM.シューマッハ(フェラーリ)に次ぐ6番手まで上昇,上位入賞の期待を抱かせる.ところがセーフティカー解除後のラ・ソースで前を行くシューマッハに追突.両者リタイア….相変わらずチグハグなレースを続ける佐藤.次戦ブラジルでは,このクラッシュの原因を作ったということで10グリッド降格のペナルティを受けることとなった.はぁ~…
  • R.シューマッハ,トップのモントーヤ(マクラーレン)に急接近
    ピットタイミングの妙で途中R.シューマッハがモントーヤに急接近.タイム的にも思ったほどのギャップが無い.もしかしてトヨタの速さは本物?ところがその後ドライタイヤに交換するギャンブルに出るが相変わらずウェット部分が存在し時期尚早スピンアウト.連続ピットインで順位を落とす.
  • ジョーダン勢,元世界チャンピオンをオーバーテイク
    ジョーダンの2台,モンテイロ(ジョーダン)とカーティケヤン(ジョーダン).見事に97年ワールドチャンピオン,ヴィルヌーブ(ザウバー)をオーバーテイク.ただモンテイロはともかくカーティケヤンは「ケメル・ストーレート」エンドの「レ・コーム」コーナーでブレーキング競争,元チャンピオンはコースに留まるが,カーティケヤンはグリーンに飛び出しどさくさに紛れて前に.オーバーテイクと言って良いかどうか,甚だ疑問ではあるがとりあえず前に出たのは事実.最終的にモンテイロはアメリカGP3位表彰台に続き2度めの8位入賞!今回は力でポイントをもぎ取った.
  • 各チームのタイヤ選択その2
    中~終盤にかけてはレインタイヤで走るチームとドライタイヤで走るチームがあり大混乱.ウェットが速い箇所(マウンテンコース)とドライが速い箇所(旧公道コース)がありピット作業も混じりながら順位が激しく変動.終盤までバトルは続く….
  • 果たしてブリヂストンのウェットタイヤは優位だったのか?
    ブリヂストンと言えばウェットタイヤ.M.シューマッハがあのような状態でリタイアとなったため,はっきりとしたことは分からないが,最終的に下位グリッドからスタートしたバリチェロ(フェラーリ)が5位入賞とモンテイロの8位入賞で2台入賞.若干優位性があったと見てよいのではないだろうか?ただし,これはブリヂストンの最も得意とする「ちょい濡れ」路面でのお話.エクストリームウェットタイヤの出番となるような「超ウェット路面」の場合,どのような状況になるのか,非常に興味が尽きないところではある.
  • モントーヤ,またお前か…
    序盤首位を走行していたモントーヤは2度めのピット作業でライコネンと入れ替わり2位を走行(見えないチームオーダーとも言う).このまま行くと今度こそマクラーレンの欲するライコネントップ,モントーヤ2位でのマクラーレン1-2フィニッシュか,と思ったラスト3週.後ろいた周回遅れのピッツォニア(ウィリアムズ)に追突されコースアウト,リザルト上は14位完走,現実にはまたセカンドドライバーとしての役割を果たせずリタイア.原因はピッツォニアにあるとして8000ドルの罰金の処分(本当は佐藤と同じ10グリッド降格のペナルティだったが次戦はハイドフェルドが復帰するため罰金処分に変更).モントーヤに非は無いかもしれないが,ファンの私の目からみても詰めの甘さが目立ってしまう,今年のモントーヤである.
  • 最後は追いかける方が優勝,追いかけられる方が2位,しれっとバトンが3位の表彰台
    大混乱で順位が目まぐるしく変わる中,安定して走っていたライコネンが優勝,アロンソが2位.序盤の遅れを見事にリカバーしたバトンは3位表彰台獲得.ライコネン,優勝したけど,この前のトルコGPの分も含めてうれしさ4分の1と言ったところか.

結果15台完走扱い,チェッカーを受けたのは13台.予選ではミナルディの速さ(13位バリチェロからたったの1.5秒差)に驚かされたが,最終的にはジョーダン2台より下.雨に合わせたセッティングをしているかそうでなかったかが,中~下位グループの結果に表れていると思われる.

この結果により,ドライバーズポイントは首位アロンソが8ポイント加算で111ポイント,ライコネンが10ポイント加算で86ポイント.アロンソのマジックは6ポイント!何とか日本までチャンピオン争いを持って来てくれ.

コンストラクターポイントはともにセカンドドライバーがノーポイントのため,ルノーは8ポイント加算で152ポイント,マクラーレンが10ポイント加算で146ポイント.その差6ポイント.ここのところ微妙にマクラーレンが詰めてきているが,決定打に欠ける状態.1発1-2を決めるとかなり違うのだが….

このベルギーGPでヨーロッパラウンドは終了.次戦は9月25日決勝のインテルラゴスサーキットでのブラジルGP.こちらも雨が降ることの多いレース.また,F1ドライバーには不慣れな左回りサーキットということで混戦が予想される.とりあえず2週間後をお楽しみに!

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キッズPCのお話

以前私が会社で営業やマーケティングの仕事をしていた頃,大体月に1,2回はおもちゃ屋さんに行っていた.というのは,以前の記事にあるように電動おもちゃは重度重複障害のある子どもにとって非常に有用なものであるので,面白い電動おもちゃがあるかな~なんて思って探しに行っていたのである.ここのところ部署が変わったこともあり,また自分が未婚で子どもがいないので,めっきりおもちゃ屋さんから遠ざかっていた.

で,この間某バシカメラに行ったとき,ちょっとゲーム機が見たくなって久々に5階のおもちゃ売り場に行ってみた.私はゲームはほとんどしないので,どんなものが流行っているのかなぁ,なんて考えながら店の中を歩いた訳だ.そこで発見!今の子どものおもちゃとして「ジュニアパソコン」とか「キッズPC」といった擬似パソコン系のおもちゃが結構流行っているらしいことに気がついた.

私が子どもの頃も擬似電話や擬似テレビのおもちゃはあったから,特に驚くようなことではないのかもしれないが,驚いたのはそのおもちゃの機能の多いこと多いこと!試しにトイザらスの該当ページとメーカーの該当ページをリンクするのでとりあえず見てみて.

いくつかタイプはあるようだが,小さい液晶画面に表示されるものや,テレビに接続して画面を表示するものがあるようだ.しかもほとんどのおもちゃに専用のマウスがついているらしく,マウスポインタを操作することもできる.当然ながらCAI的な機能までついてある!機器によってはLモード等を利用してメールのやり取りができるものもあるらしい….ある意味,ゲーム機なんかよりよっぽどパソコンっぽいことができるようになっているのだ.

これってどうなんですかねぇ.例えば私の場合,ファミコンが家にやって来たのが小学校4年生のとき,パソコン(MSX)が来たのが中学1年生のときで,それまではここで書いているようなおもちゃには触れてなかったんだよね.古い考えかと思われるかもしれないが,私は香川の片田舎で育ってきたにも関わらずあまり外で遊ばなかったのだが,それでも川で泥まみれになって遊んだり,秘密基地を作ったりして遊んできた思い出が残っている.今の子どもってやっぱり今回紹介したようなおもちゃばかりで遊んでいるわけではないだろうが,正直ここまでの機能が必要なのかな,とちょっと考えてしまった.

ここで結論がでる問題でもないし,多分このようなおもちゃは今後増えてくるしより多機能になってくるだろう.障害のある子どもだったら,このようなおもちゃを使って「社会参加」の練習ができるかもしれないし….

もしこのようなおもちゃに対するご意見がある人がいらっしゃったら,意見を是非聞かせて頂きたい.どのような活用方法があるのか,どのように利用できるものなのか,参考にしたいと思う.

こんなところで!

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盲ろうの方へのAT/AAC

各論の7セクションめ.盲ろう(defblindness)の方へのAT/AACについてまとめる.盲ろうについては,視覚・聴覚両方の障害が重複していることで他の障害に比べると独自の困難がある.

  • 盲ろう者
    • 厚生労働省の調査では全国に約17,000人の盲ろう者が存在すると推定されている(平成8年調査).全国盲ろう者協会で把握できている盲ろう者は560人(内434人は重度盲ろう者)(平成12年調査).
    • 盲ろうは程度・状態別に「全盲ろう」「盲難聴」「弱視ろう」「弱視難聴」の4つに分類される.なお,盲から盲ろうになった人を「盲ベースの盲ろう者」,ろうから盲ろうになった人を「ろうベースの盲ろう者」と分類することもある.
    • 盲ろう者は「コミュニケーション」「情報入手」「移動」に関して特に大きな制限を被る.
    • 「盲ろう」という障害について日本では明確な定義が無く,法令上は存在しない障害となっている.
    • 盲ろう児はさまざまなケースが考えられるが,盲学校・ろう学校・養護学校の障害児学校で教育を受けている.
  • コミュニケーション手段
    • 手話
      手話をメインにコミュニケーションをおこなっていたろう者が盲ろうとなったときに活用される.
      • 弱視手話
        視力が低い,視野が狭い,羞明(異常にまぶしさを感じる状態)などの症状がある場合,話者・通訳者との距離を適切に設定することで手話を読み取る方法.
      • 触手話
        全盲や手話を目で読み取ることができない場合,話者・通訳者の手話の形や位置を手で触れて手話を読み取る方法
    • 点字
      点字を習得した後盲ろうとなった場合,読み書きの手段として点字をアレンジしたコミュニケーション方法を用いることがある.
      • 指点字
        盲ろう者の指を点字タイプライターの6つのキーに見立てて,左右の人差し指からくすり指までの6本の指に直接触れる方法.
      • 点字筆記
        ブリスタ(ドイツ製の速記用点字タイプライタ)の紙テープや点字タイプライタ,文字盤を使用し点字用紙に打ち出してコミュニケーションする方法.
      • 手書き文字
        盲ろう者の手のひらに指先でひらがな,カタカナ,漢字などを書いてコミュニケーションする方法
  • 盲ろう者のための制度
    • 通訳・介助者派遣制度
      通訳・介助者とは盲ろう者のコミュニケーションと移動を保障するための支援者のことであり,通訳・介護者を盲ろう者の要求に応じて派遣するのが通訳・介助者派遣制度と言われる.
    • 日常生活用具給付制度
      一定の基準を満たす盲ろう者は視覚障害者・聴覚障害者用の日常生活給付が行なわれる.また,重度盲ろう者に対しては1999年度よりパソコン用点字ディスプレイも給付される.

次回はWebのアクセシビリティについてまとめる予定.


参考文献・サイト
  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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重度重複障害の方へのAT/AAC

各論の6セクションめ.重度重複障害の方へのAT/AACについて.近年,肢体不自由養護学校に通う児童・生徒の障害の重度化が進んでいるが,そのような方が本セクションの対象者となっている場合が多い.医療の発達により今後も重度重複障害の方は増えるものと思われる.

  • 重度重複障害
    • 18歳以上の在宅の重度重複障害数は約175,000人と推測される.
    • 知的障害と肢体不自由が合併するだけではなく,視覚障害,聴覚障害を合併するケースもある.
    • 呼吸器など生命維持装置を装着している場合がある.
    • 自分の発語や手足の動きがどのようなことを起こすか「因果関係(Cause and Effect)」を理解できていない場合が多い.
    • 「因果関係」が理解できないことが多いため,発信行動がほとんど無い場合が多い.
  • シンプルテクノロジー
    • 因果関係を理解するために有効な方法として「シンプルテクノロジー(シンプルテクノロジーシステム)」がある.
    • わずかな動きに反応するスイッチを使用し,電動のおもちゃや家電製品を動かし因果関係の理解を助けることが可能な場合がある.このシステムのことを「シンプルテクノロジー(シンプルテクノロジーシステム)」という.
    • シンプルテクノロジーは通常,外部スイッチ,アダプタと電動おもちゃ・家電製品の組み合わせで構成される.
    • 障害の症状・程度によりラッチ機能タイマー機能を用いることがある.
    • スイッチの選択
      • 使用者の残存機能にあったスイッチを選択することが重要である.
      • 使用者がスイッチに気付いていない場合があるので,支援者と一緒にスイッチを押し動作させてみることが必要な場合が多い..
        スイッチに関しては下記サイトをご参照下さい.
    • アダプタ
      • 市販されている家電製品や電動おもちゃにスイッチを接続するためのアダプタが必要な場合がほとんどである(一部スイッチに接続できるよう改造済みのおもちゃも販売されている).
      • 電動おもちゃにスイッチを接続するために必要なのが「乾電池アダプタ」である.
      • 乾電池アダプタは電動おもちゃの電池ボックスの電極と端子の間に挟みこむ.乾電池アダプタのジャック部分にスイッチを接続し,電動おもちゃのスイッチをオンにしておく.
      • 家電製品をスイッチで操作するためには「コンセントアダプタ」を使用する.
    • ラッチ機能とタイマー機能
      • 1度スイッチを押すと電動おもちゃ・家電製品が動作し,もう1度スイッチを押すと停止するのが「ラッチ機能」である.
      • 1度スイッチをおすと一定時間電動おもちゃ・家電製品が動作するのが「タイマー機能」である.
      • ラッチ機能やタイマー機能をもった装置はスイッチとアダプタの間に接続する.
      • 継続したスイッチ入力が困難な場合,ラッチ機能もしくはタイマー機能が有効である場合が多い.
      • 一瞬しかスイッチの入力ができない場合.ラッチ機能もしくはタイマー機能が有効である場合が多い.
      • スイッチが入力したままになる場合,タイマー機能が有効である場合が多い.
      • シンプルテクノロジーを用いた活動(アクティビティ)の内容によっても,ラッチ機能やタイマー機能を用いた方がより多くの活動が行なえる場合がある.
        シンプルテクノロジーに関しては下記サイトをご参照下さい.
  • アクティビティのポイント
    • 因果関係が理解できていない状態の使用者に,いきなりおもちゃとスイッチを渡してもすぐに遊べる訳ではない.
    • スイッチの選択については使用者も気付いていない場合が多いので,支援者がスイッチ入力の補助を行なう必要がある場合もある.
    • 使用者がどのようなものに興味があるのか,視線や指差しなどで判断して使用する機器を判断する必要がある.
    • 使用者によっては運動できる状態になるまでに時間を要する場合があるので,支援者には「待つ」姿勢を持つことが必要である.
    • 「障害があるからできない」ではなく「障害があってもできる」という認識を持つことが重要である.
    • シンプルテクノロジーにより重度重複障害者が何かの役割を持ったり,活動に参加することができるようになる場合がある.このような何らか活動の一部分に参加すること(部分参加)を見つけることが重要である.

次回は盲ろうの方へのAT/AACについてまとめる.


参考文献・サイト
  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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ゴミと物欲

今日2本めのネタ.これもPC関連のお話.

実は今日はうちの寮がある地域の「燃える粗大ごみ」の日だったのな.私はメタルラックにコンパネを数枚敷いて改造(って程でもないけど)したものをパソコンデスクの代わりにしていたのよ.普通にパソコンデスク持ってるのに….まぁそれはパソコンの数が増えすぎたためであるので自業自得なわけだが.

で,私の長い夏休みは継続中ということで,昨日のうちにそのコンパネを外して普通のメタルラックにしたの.当然コンパネは粗大ごみということでゴミ置き場に持って行ったところ怪しいブツを発見.

そこにあったものは大量のキーボード.ちょっと失敬してキーを見てみると「普通の大きさのパンタグラフ式」がありーの,「通常のテンキー付きキーボードの半分くらいのサイズの小型のパンタグラフ式」がありーの,普通のメンブレンのキーボードにしても「若干大きいの」「普通の大きさ」「ちょっとだけ小さいの」とかいろいろありましたわ.

だれじゃ,「燃える粗大ごみ」の日にこんなもん出しとるヤツは,とは思ったけど,寮生の皆さんは多分私がやったものと勘違いされている可能性が大.う~ん,どうしたものか.記事やコラムを書くときには入力デバイスに関してこんなのありますよって説明することはあっても,自分でそのキーボードは持ってないし,大体私の場合収集癖があるので,変わったキーボードが手に入ったら壊れない限りまず手放さんわ!

ただ,私もここにあるキーボード,何とかせないかんかなとは思っている.今目に見える範囲だけでPS/2が5枚,Macが3枚,PC-98が3枚とこんな感じで.引っ越した先でジャンクショップしようかなって考えてみたりして.ないない.

引っ越して今年度中に買いたいPCグッズ.液晶ディスプレイ(最優先:今の使ってるCRT17型がそろそろヤバめ),Mac mini(まぁあせりはしていないけど買っておきたいマシンではあるわな),FAX付プリンタ(これあったら便利だもん,以前なぜhpbrotherのカタログをかっぱらって帰ってきたか理由が分かるでしょ).こんなところかなぁ.会社に戻って給料もらえるようになったら考えよう.今のところは物欲を封印封印.

こんなところで!

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USB→PS/2変換コネクタのお話

ということで,今日はUSB→PS/2変換コネクタのお話.

ちょっと今日は所用があったのだが,帰りに某ダデンキに立ち寄り,パームレストと変換ケーブルを購入.今書いているこの文章はパームレストがある分,気持ち入力が行ないやすいような気はするが,自分のタイピングは若干ホームポジションが左に寄っているので,普通のタッチタイプを行いやすいように作られいる分,微妙な感じもする.ま,じきに慣れるでしょ.

でなんで,妙なケーブルを購入したか?答えはMacにPS/2キーボード・マウスをつないで動作するかどうか確認がしたかったので.で,G4Cubeは引越しの準備のため箱の中で眠っているので,iBookを使用し,そこら辺に転がってたキーボード(今は亡きDEC社のロゴマークの入ったミネベア社製のJIS配列キーボード)とマウス(富士通製)をつないで♪実験じっけん.

結論,直結だとMacOS 9.2.2でもMacOS X10.2.8で何の問題も無く動作した.ちなみに買った変換ケーブルはエレコム製,当然のようにMacOS,MacOS Xは動作保障対象外な訳だが….あまりにも簡単に動作したのでちょっと拍子抜け.iBookの「このMacについて」を見るとUSB1ポートには「USB→PS2コネクタ(この辺りの記憶あいまい)」と書かれており,キーボードはApple拡張キーボードとして認識されていた.

一体これで何をするのか.私はPS/2接続用のCPU切替器(4台用)を持っているが,ここにG4Cubeを加えることができるかどうかの確認を行なった訳.切替器も箱の中でお眠りになられているので,できるかどうか判明するのは引っ越してから…だから約1ヵ月後かな.

全然急ぐ必要のないものを何故買ったのかという,その説明を行なっただけなのだ,この内容.なお,当然エレコム社製のUSB→PS/2変換ケーブルを購入してMacが動かなくても私は一切関知しないので,自己責任で実験を行なって下さい,以上!

追記:そろそろAT/AACネタにもどらにゃなぁ….

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そういうことだったのね,って話

只今,お片づけ中,引越しするのって大変よねぇ.もう読まない本などは某本市場にでも売ろうかと思ってはいるし,既に売る本と実家に持って帰る本と引越し先に持っていく本,この3つに分けたのだが,これがまたえらい量で….長く住むと部屋が要塞化するので要注意,社会人になるときも同じような過ちをおかしていたのに,人って中々成長しないものよなぁ….

以上がマクラだが,今日So-netのblogトップページを見てフト気付いた.このblogを訪問してくれる方の人数のバラつきのからくりが….

この記事の下の方を見て欲しい,ここに「関連記事」ってのがあるでしょ.多分だけど,So-net側で書いている記事の文章に何らかの解析をかけて,よく似た記事と判断されたものを掲載していると思うのな.たとえば私の昨日の記事だとすべての関連記事のタイトルには「台風」の文字が入っている.これは時事ネタだから,多分多くの人が台風ネタで記事を書いたからだと思う.

ここからが問題.私のblogには「AT/AAC」というカテゴリーがあるわな.これって障害のある人が使用する支援機器の紹介や障害自体がどのようなものかをまとめたり,自分が「こういう機器があったらこんな障害のある人がこんな活動ができるようになるんじゃないの」っていうものを記載している訳だ.しかも「AT/AAC(本編)」のタイトルには「○○障害のある方へのAT/AAC」となっているのもが多い.おそらく「障害」って言葉が類似性を計るキーワードになっているっぽい感じ.

で,次にSo-net blogのトップページには「What's new?」というblog形式の障害報告やメンテナンスの案内が掲載されているのだ.この「What's new?」であるが,So-net特有のniceってのを利用しトラックバックに変わりに使用して,アクセスを稼ごうという人が多いのだが,そういうことからも分かるとおり,このページを見ている人は相当多い.

さぁ,上の2つのことから導かれる結論!やたらアクセスが多かった8月,私はせっせこせっせこ「AT/AAC」の記事を書き続けた.So-netは相変わらず障害が多い.早い話が,「障害」がキーワードとなり,「What's new?」に私の記事が載ってしまった可能性が非常に高いのだ.

多分このblogに来て「よく分らんなぁ」という人がかなりいたと思われるのだが,一部常連さんがいらっしゃる様子で結構「関連記事」って,役に立っているじゃん.ということが言いたかったのだ.今後は「キーワード」に注意して記事を書いて行こうっと.

追記:
もしかしたら「AAC」って言葉がキーワードになって,サウンド関連のblogからこちらに来る人も多いかもね.

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水不足と台風

ということで,ここ大阪は「台風クラブ」な雰囲気である.それはよいとして.台風14号ならびにハリケーン“カトリーナ”の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げたい.

一旦台風の話は横に置いといて….私は香川出身なので,当然のことながら水不足は何度か経験している.1994年の大渇水の折には,既に徳島で生活をしていたので夏休みに実家に帰るか徳島で過ごすか,かなり悩んだものである.結局実家に帰ったのだが,家の前を流れる財田川が完全に干上がってるのを生まれて初めて見て「これは洒落にならん」と思い,親には申し訳ないが,はよ徳島に帰ろう,と言って適当な理由をつけてとっとと帰ったんだったな,あのときは.

今年2005年も空梅雨ということで水不足になった.正確に書くと,室戸岬や足摺岬では梅雨らしく雨が降ったにも関わらず,どういう訳だか「四国の水がめ」早明浦ダムに水が流れ込む地域だけさっぱり雨が降らず,一時は貯水率0%という極めて深刻な事態となったのである.ちなみに今年は一昨日の9月4日時点で貯水率0%だったのであるが…

こういうときには良いことではないのだけど台風による雨を期待してしまうのが,香川で18年過ごしてきた私のサガなのである.このタイミングで台風ということで実は少しだけ喜んでいたことをカミングアウトしておく.ただねぇ…,一気に雨振りすぎ!!今日9月6日の未明の時点で「4.1%に貯水率が回復」と喜んでいたのに,なんと午後7時時点の貯水率は96.6%!例年の平均貯水率の83.9%を上回ってしまった.明日9月7日の夕方までに四国では500mm近い雨が振るらしいけど,今度は早明浦ダムのお仕事が利水ではなく治水に変わった感じか.

とりあえず全国的に特に西日本はまだまだ雨が降るらしいので,注意を怠らないようにして頂きたい.ということで.

参考サイト

9月6日の早明浦ダムの貯水率の変化の分かる表が手に入ったので,掲載しておく.
時刻 貯水率 1時間前との差
7時  9.7%
8時 10.7%  +1.0%
9時 12.4%  +1.7%
10時 16.0%  +3.6%
11時 21.0%  +5.0%
12時 28.0%  +7.0%
13時 36.9%  +8.9%
14時 46.6%  +9.7%
15時 55.7%  +9.1%
16時 65.0%  +9.3%
17時 74.8%  +9.8%
18時 84.9%  +10.1%
19時 96.6%  +11.7%
20時 100.0%  +3.4%
ほぼ1年分の雨が9月6日中に降ったそうで….

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魔の左リアタイヤ(F1イタリアGP)

9月4日,80年以上の歴史を誇る伝統の「モンツァサーキット」で行なわれたF1イタリアGPに関してまとめよう.決勝時,雨が降ることが懸念されたが,午前中に降雨があった程度で決勝は晴れ,ドライコンディションで行なわれた.
(サーキットが超高速コースなのでウェットコンディションになってしまうと洒落にならない程危険なので良かったです.確か世界選手権がはじまった1950年以降,モンツァで雨が降ったレースは数回しか無いハズ)

では,いつものようにレースについて箇条書きにてまとめよう.

  • ライコネン(マクラーレン)三度10グリッド降格
    フランス・イギリスに続き今期3度めのエンジン交換.タイムはチームメイトのモントーヤ(マクラーレン)に対して0.2秒差をつけての予選トップ.スタートポジションを考えるとガソリン搭載量が多いはずなのにこのタイム.圧巻.しかし勿体無い….
  • スタート直後第1シケイン大混乱
    長いストレートの途中,急激にコースが狭くなりそこから飛び込む第1シケイン.毎年スタート直後に事故が発生する危険なポイント.今年もやっぱり事故発生.巻き込まれたのはクルサード(レッドブル),ウェバー(ウィリアムズ),アルバース(ミナルディ),カーティケヤン(ジョーダン)の4人.
  • 序盤のファステストラップ合戦
    1週めトップで帰ってきたモントーヤ,2位で戻ってきたアロンソ(ルノー).序盤はこの2人の強烈なファステストラップを連発しながらの探りあい.1分21~2秒台の連発は19週め,アロンソのピットインまで続く.
  • BAR哀しき給油機トラブル
    予選好調で3,4番グリッドを確保したバトン(BAR)と佐藤(BAR).佐藤の表彰台も期待されたが,スタート後は「ドライビングスクール」状態.ピットでは給油機のトラブル発生.そのため,佐藤は1回余計にピットイン,バトンは予定よりはやいピットインを強いられる.さらに運悪く予定より燃料が多く入ってしまったらしく,ほぼフルタンクの状態でタイムが全く上がらない状態.バトンは8位入賞,佐藤は予選の好調はどこへ…哀しき16位完走.
  • ライコネン意地のオーバーテイク
    アロンソが1回めのピットを終えるとライコネンの前に復帰.ライコネン,スタート後順位を上げられなかった悔しさをぶつけたのか,第2シケインでオーバーテイク.ここでマージンを稼がないと…
  • フェラーリ崩壊
    イタリアGPといえばティフォシ.しかし今年はフェラーリの不調もあり何だか静か.予選はシューマッハ(フェラーリ),バリチェロ(フェラーリ)がそれぞれ7番手,8番手.決勝で何か策でもあるのかと思えば,早々に両者ピットイン.燃料搭載量少なめであの順位だったのか….映像も序盤佐藤を煽りまくるバリチェロが写った程度で,イタリアGPなのにほとんどフェラーリが写らない.シューマッハはナチュラルに10位,バリチェロは左リアタイヤトラブルによるピットインでロスし12位で完走.完走してノーポイントかよ.今シーズンのフェラーリはもう消化試合状態だ.
  • ウィリアムズはまた微妙に上昇傾向
    テストでのクラッシュによる頭痛のため欠場のハイドフェルド(ウィリアムズ)に代わり急遽参戦のピッツォニア(ウィリアムズ)が16番手スタートから7位入賞.フリー走行なしで一発予選・決勝での入賞は褒めてしかるべきだろう.スタート時の事故に巻き込まれたウェバーは14位完走.相変わらずのビッグマウス「事故が無ければ2台とも入賞できた」とのこと.マジかよ….
  • トヨタは2台入賞!
    ここにきてようやくレースペースが上がってきたトヨタの2台.両者の最速タイムは全体で見てトゥルーリ(トヨタ)が5位,ラルフ・シューマッハ(トヨタ)が8位.かなり走ることのできるマシンに仕上がってきた感じ.結果はトゥルーリが5位,ラルフが6位でダブル入賞!
  • ルノーは堅実…
    アロンソのコメントで「僕が残りのレース,表彰台に乗り続けることでチャンピオンになれる」発言のとおり堅実に2位入賞,チームメイトのフィジケラも3位入賞でコンストラクターズポイントの獲得に貢献.堅実にすればチャンピオン,…その通りだわな.
  • タイヤに泣いたマクラーレン
    序盤ヴィルヌーブ(ザウバー)に押さえ込まれたライコネン.前が空いたとたん,ファステストラップを連発!作戦は1ストップ.ところが1回めのピット後,左リアタイヤにブリスター発生,タイヤ交換のためピットイン,重いタンクでの走りが響いたか?コースに戻ると12番手,グリッド順より悪いし.なんとか各車の2回めのピット作業を利して4位まで上昇するものの,第2シケイン立ち上がりで今度は痛恨のスピン,トゥルーリに交わされてしまう.最後は意地を見せてオーバーテイク4位入賞,う~ん.モントーヤは残り数週までは磐石の走り,ところがラスト数ラップはライコネンと同様に左リアタイヤにブリスター発生,アロンソの猛烈な追撃をきわどく制し今期2回めの優勝.最近のF1では珍しいんではないかな,1度も首位を譲ることなくポールトゥフィニッシュって.

終わってみればなんと20台全車完走.如何に今シーズンのレギュレーションだと信頼性が大切であるかを改めて知らされた結果となった.

これにより,ドライバーズポイントは首位アロンソが8ポイント加算で103ポイント,ライコネンが5ポイント加算で76ポイント.その差残り4戦で27ポイント.アロンソのマジックはたった14ポイント.これはキツイなぁ.あと,シューマッハのチャンピオンの可能性がここで消滅.5年連続チャンピオンからの陥落.何だか感無量….

コンストラクターポイントはルノーは14ポイント加算で144ポイント,マクラーレンが15ポイント加算で136ポイント.その差僅かに8ポイント.こちらは更に伯仲!

次戦は9月11日連戦でスパフランコルシャンサーキットでのベルギーGP.ドライバーの腕と度胸が試されるコース.地上波は総選挙のためかな~りふざけた時間帯になるが…幾多の名勝負が繰り広げられた名サーキットなので,お楽しみに!

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ようやく決まりそうなり

超小ネタで.

懸案になっていた引越し先の件,ようやく決まりそうな感じです.

とにかく古くても良いので広いところを探していたところ,まんずまんずの物件がありました.ネックは4階なのにエレベーターが無いところですが,まぁ以前会社にいた先輩の場合,その上を行く5階なのにエレベーターが無い,なんて人もいたので,許容範囲かと.部屋が広くなるけど,バスユニット一体型.これは妥協すべき点だろうなぁ.

ということで今日も不動産屋さんへ行ってきます.では.

#実は生まれてこれまで不動産屋さんにお世話になったことなかったのだよ.大学に入ったときは大学生協の斡旋だったし,会社に入ったときも寮だったしということで.ちょっと気分を変えるにはいい機会かな~,と考えてます.今の寮の片付けがえらいことになってますが….

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肢体不自由のある方へのAT/AACその3

肢体不自由の方に入って3回め,今回はキーボード・マウスとも使えないときと環境制御装置(ECS)についてまとめる.

  • キーボード・マウスとも使えないとき
    • キーボード・マウスとも使えない状況について
      • 重度な四肢マヒがある場合
        高位の頚椎損傷,筋ジストロフィー,ALSなどにより重度な四肢マヒのある方で,操作をするためにはわずかな手や足の指,首,唇や舌の動き,呼吸器,まばたき,表情筋,眼球の動きを用いてスイッチを操作する,スイッチのずれなどにより誤作動が発生することが多い.
      • 不随意運動が多く四肢のコントロールが難しい場合
        脳性マヒなど不随意運動が多く四肢のコントロールが難しい場合で.大まかな腕や足の動きを用いてスイッチを操作するが,細かい動きや力のコントロールが難しい場合が多い.不随意運動によりスイッチが誤作動が発生することが多い.
    • キーボード・マウスとも使えない方のパソコンの入力方法
      • オートスキャン方式(自動走査法)
        画面上に表示されたオンスクリーンキーボード上を自動で移動するカーソルを入力すべき文字のところでスイッチを押しキーを選択する方法.重度の四肢マヒのある方が対象となるが,スイッチの入力にタイミングが必要であるため,不随意運動や緊張のある場合はステップスキャン法を用いた方が良い場合が多い.
      • ステップスキャン方式(逐次走査法・手動走査法)
        大きく分けてスイッチ2つで行なう方法とスイッチ1つで行なう方法の2種類がある.
        (1) スイッチ2つで入力する場合,一方のスイッチでオンスクリーンキーボードのカーソル移動,もう一方のスイッチでキーを選択し決定する方法,
        (2) スイッチ1つで入力を行なう場合,スイッチはオンスクリーンキーボードのカーソルの移動に使用し,目的のキーのところで一定時間止めておくことで決定を行なう方法, →ホバリング・自動選択と言われる.
        この方法だとスイッチを押す回数は増えるが,スイッチの押すタイミングは要求されないので不随意運動や緊張のある方でも入力が可能となる場合がある.
        スキャン方式のパソコン入力機器に関しては下記サイトをご参照下さい.
      • 符号化入力方式
        モールス信号のようにスイッチを操作で長短組み合わせた操作を行ない操作する方法.四肢の運動は制限されているが,細かな操作が可能な人に適する場合が多い.
        符号化方式のパソコン入力機器に関しては下記サイトをご参照下さい.
    • 操作用スイッチについて
      • 種類
        押して動作させる「プッシュスイッチ」,引いて動作させる「プルスイッチ」,接触させて動作させる「タッチスイッチ」が代表的.なお,操作スイッチには電源のいらないものと,電源が必要なものがあるので注意が必要な場合がある.
      • 固定方法
        方法は大きく分けて2種類.操作アームや柵・フレームなどに取り付ける方法と身体にテープ・ベルト・熱可塑性樹脂などを用い固定する方法である.前者の場合,場所によっては設置が難しくなるケースがあり,後者の場合,体に医療用テープなどを貼っても問題がないことを確認しなくてはならない.
        スイッチに関しては下記サイトをご参照下さい.
  • 環境制御装置(ECS:Environmantal Control System)
    • 環境制御装置について
      体にわずかに残された動きでスイッチを操作し,家電機器(テレビ・ビデオ)や呼び出し装置を操作することでQOLを高めるための機器.基本的に,本体・表示器・入力装置(スイッチ)の3つの部分に分けられる.非常に高機能なものから,機能を限定したものがあり,特にリモコンの信号を記憶することにのみ特化したものを「学習リモコン」という.また,環境制御装置により介護者の負担が軽減される点も重要である.ただし,環境制御装置は日常生活用具の給付対象とはなっていないので自費負担での購入となるため注意が必要.
    • 環境制御装置の操作方法
      • オートスキャン方式
      • ステップスキャン方式
        スイッチを用いた操作方法.上記のパソコンの入力方法の部分を参照のこと.
      • 直接選択方式
        学習リモコンを直接操作したり,各信号毎にスイッチが分けられている場合のこと.
    • 環境制御装置への接続方法,学習方法
      • 赤外線リモコンで操作する機器(テレビなど)
        環境制御装置に操作したいリモコンの赤外線信号を記憶させる.テレビに関しては問題なく使用できるが,一部のエアコンのリモコンは信号が複雑であるため記憶できない場合があるので注意が必要.
      • 100Vコンセントを操作する機器(スタンドなど)
        市販されているリレー端子に環境制御装置を接続し,電源部分に操作したい機器を接続する.
      • 有線リモコンで操作する機器(ベッドなど)
        ほとんどのベッドの場合,リモコンの改造が必要.個人的な見解だが,環境制御装置を用いてベッド操作を行なうことは,極めてリスクが高いことなのであまりお勧めしない.
    • 環境制御装置を導入する際の注意点
      使用できるチャンネル数(学習できる数や有線信号をコントロールできる数)は機器ごとに決まっているので,予め操作したい機器と機能を把握しておく必要がある.また,ベッドや暖房器具を操作する場合,危険がともなうので,しっかりスイッチが操作できてなおかつ意識が明瞭であることを確認する必要がある.なお,機器の導入後は定期的にフォローアップが必要である.
      環境制御装置に関しては下記サイトをご参照下さい.

肢体不自由に関しては一応これで終わり.次回からは重複障害に入る予定.


参考文献・サイト

  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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自分の演奏について…

昨日は自分が演技をしているところを見ての感想だったわけだが,今日は「自分の演奏」のお話.例によって自分の参加していたバンドのライブ映像をダビングした訳だが,これまたなんとも言えないライブでしたわ.

参加していたバンドの名前は“Merlion”.なんでマーライオンになったかはよく分からない.確か練習が終わった後,メンバー揃ってマクドナルドに行きミーティングをしていた際に適当に決めたハズ.ちなみにライブの前日の話.朝連をしたり妙なところで健全なバンドだったが,いい加減なところもある変なバンドだったよなぁ.

私の担当はドラム(プロフィール写真が証拠だ).リーダーの後輩(Ba)が「yas-shiさんドラムやって下さい」なんて突然言ってきて,「オレドラム叩いたことないんやけど….小学校のブラスバンドで小太鼓やってたくらいだけどそれでいい」と返すと「いいです」なんて返答があったのだ.うん,このあたりも行き当たりばったりでよい感じだぞ.

私,ほぼ楽譜読めません.所謂「耳コピ」というやつをやらないと駄目だったのだが,そもあたり私もいい加減で,まずとりあえず曲を覚えて,多分こんな感じで叩くとしっくり来るかなで基本のリズム決めて(一応ここら辺りは読めないなりに楽譜は参考にするがそのとおりに叩いてはいない,と思う),あそこら辺でこんな感じのオカズ入れたらかっこいいかなぁでフィルインを決めて…って感じ?書いた本人は言うのもどうかとは思うのだが,長期的視野で見るとこのようなドラムの練習や演奏をしていると,ロクなドラマーになれないので真似しない方がよいと思うぞ.

ライブのビデオは2本あった.ライブ2回しかやってないのに2本,自分たちのライブコンプリート!!1回めが1998年3月,2回めが同じ年の9月.この半年で間でこんなに演奏って変わるもんなんだ,と改めて見ると正直おどろいた.なお1回めの編成がVo,G,Ba,Drのシンプルな4人編成,2回めがVo,G×2,Ba,Drとツインギターになっているのが大きな違い.当然音が分厚くなっているが,それを差し引いても安定感200%UPな感じだったわ.ビデオで見る限りでは.えーと,ここまで書いておいてアレなんですが,当時のライブに関するコラムが私のサイトの方にあるので,気が向いたら一度お読み下さいまし.こちらが1回めこちらが2回めです.

で,自分の演奏を改めてビデオを見て思ったこと,
 もうちょっと落ち着いてドラム叩け!
これに尽きる.自分自身練習のときから,どうもクビが安定しないというか,挙動不審っぽく天井やらアンプやらをよく見ていたんで,なんとなくこのようなことになるのは読めていた.ただ,いくらなんでも「そらないで」とツッコミを入れたくなる無駄な動きが多い.しかも,1回めのライブ,全然リズムがキープできてない,正直下手だった.2回めは改善されていた.一応ドラム叩いてました,って人に言えるレベルにはなっていたと思うぞ,自分なりに.

2回めのライブが終わったときに打ち上げで,一緒にライブしたバンドの人と話したけど「なんであんなに動きが多いのに音がきちんと出るの?」と不思議がられたのが今更ながらわかる気がする.あれできちんと叩けてるとは到底思えない動きだもの.そのあたりは「キース・ムーン(Who)が好きなんであんなことやってます」とか言ってお茶を濁したような記憶があるようなないような(酒飲み過ぎてぶっ倒れてたんで).

それ以降,社会人になってサポートとしてドラムで2回ほど練習に参加した程度で,かれこれ5年近くまともにドラムは叩いてない.そのサポートしたバンドの人にも「なんであんなにデカイ音でるの?」と聞かれた.このときは「秘密です」って答えといた.でも実際はそんな難しいことはしてなくって,自分なりにこんな風に意識してドラムを叩いていただけのこと.

「リズムの核になるのはバスドラムだから,しっかりペダルを踏むようにする.もし譜面があれば,ベースのパートの部分を確認して,譜面上はバスドラムとベースがシンクロしてなくても曲的に可能ならば意識してシンクロさせてみる(音がデカくなる秘密その1).
スティックのグリップは気分でレギュラーとマッチドを使い分ける.基本的にハードな曲のときはマッチド,ポップスのときはレギュラー.
スネアドラムはハードな曲の場合はリムショットをするのが基本で,意識的に固い感じの音が出るように力を微妙に抜いてリム7ヘッド3くらいの気持ちで叩く(音がデカくなる秘密その2).
ポップスのときはゴーストノートを微妙に入れるのを意識して,個人的な趣味で跳ねるようなイメージで叩く(挙動不審に見える理由).」

なんか適当なこと書いたけど,それっぽく見えてしまうのがすごい!どこかで個人練習するかなぁ.まぁ,落ち着いてから考えよう.というところで!

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肢体不自由のある方へのAT/AACその2

肢体不自由の方に入って2回め,今回はキーボードが使いにくい方,マウスが使いにくい方への入力支援方法をまとめる.

  • キーボードが使いにくいとき
    • キーボードが使いにくい状況について
      • マヒがある場合
        「可動範囲が狭く遠くにあるキーを押せない」「片手が使えないため[Shift]キーを押しながらの操作ができない」「キーが重過ぎ,深すぎのため押すことができない」など
      • 不随意運動や緊張がある場合
        「押さえたキーが話せないためリピート入力されてしまう」「意図したキーとは違うキーを押してしまう」
    • OS付属の機能での対応(Wondowsの場合)
    • OS付属の機能での対応(MacOSの場合)
      • イージーアクセス(旧MacOS)」機能(「コントロールパネル」内にある).
      • ユニバーサルアクセス(MacOS X)」機能(「システム環境設定」内にある).
      • キーボードに関して設定できる機能は「複合キー」「スローキー」の2つ.
      • 「複合キー」…特殊キー([Shift][Control][Option][Apple]キー)を押した状態で固定する機能.Windowsの「固定キー」に相当.
      • 「スローキー」…キーの入力を受け付けるための時間の設定を行なう機能.キーのリピート機能はスローキーの設定で解除される.Windowsの「フィルタキー」に相当.
      • 「固定キー」「スローキー」については「パソコンのアクセシビリティその7(Macの場合)」をご参照下さい.
      • コントロールパネル内の「キーボード設定」…キーの繰り返し速度と繰り返すまでの遅れの設定が可能.
    • 市販品の中にも大きさ,キーの深さ,動作重量などさまざまなものがあるので使用者によっては使えるものもある.
    • 自助具・キーガードの利用
      • 口にくわえた「マウススティック」や頭につけた「ヘッドスティック」などの自助具による入力可能となる場合がある.
      • キーガード…通常のキーボードに穴を開けたアクリル板をキーボードの上に取り付け誤動作を防ぐガード.
    • 代替キーボード
      • 大型キーボード…キーが大きく間隔も広いため,不随意運動の多い方に有効な場合がある.キー配列をかえられるものもある.
      • 小型キーボード…標準キーボードでは届かないキーのある方,可動域は小さいが細かい操作をできる方に有効な場合が多い.
      • オンスクリーンキーボード…画面に表示されたキーボードのことであり,マウスやトラックボールなどポインティングデバイスを操作し,マウスカーソルを入力したいキーの上に持って行き,クリックすることで入力できるものが多い.可動域が極めて狭く小型キーボードでも使用が困難な方に有効な場合がある.また,タッチスクリーンを使用し直接キーを押すことで直接選択できるものもある.キー配列や大きさを変えることができるものもある.
    • 音声入力…音声入力システムを使用し,音声でアプリケーションの使用や文章作成ができるものがある.ただし,認識率が人により違うこと,すべての操作ができる訳ではないことを伝える必要がある.
      キーボードの入力補助に関しては下記サイトをご参照下さい.
  • マウスが使いにくいとき
    • マウスが使いにくい状況について
      • マヒがある場合
        「マウスを動作させること自体が難しい場合」「マウスのボタンを押しながらマウスを動かせない場合」「ダブルクリックが難しい」など
      • 不随意運動や緊張がある場合
        「振えのためマウスカーソルを目的の場所に持っていけない」「クリックボタンを押すタイミングが上手く取れないためダブルクリックやドラッグが難しい」など
    • OS付属の機能での対応(Wondowsの場合)
      • ユーザー補助」機能(「コントロールパネル」内にある).
      • マウスに関して設定できる機能は「マウスキー」.
      • 「マウスキー」…テンキーを使ってマウスカーソルの操作ができるようになる機能.
      • 「マウスキー」については「パソコンのアクセシビリティその4(マウスキーについて)」をご参照下さい.
      • コントロールパネル内の「マウス」の設定…マウスの左右のボタンの機能の入れ替え,ダブルクリックの速さやマウスカーソルの移動速度の調整が可能.
      • キーボードショートカット」…[Ctrl]キー+「S」キーで保存,[Ctrl]キー+「P」キーで印刷など通常マウスで行なう動作をキーボードでもできるよう置き換えたもの.
      • キーボードナビゲーション」…アプリケーションの使用をキーボードのみで操作できるようにする機能.[Tab]キーでフォーカス移動,[Enter]キーで決定となる,
    • OS付属の機能での対応(MacOSの場合)
      • イージーアクセス(旧MacOS)」機能(「コントロールパネル」内にある).
      • ユニバーサルアクセス(MacOS X)」機能(「システム環境設定」内にある).
      • 「マウスキー」…テンキーを使ってマウスカーソルの操作ができるようになる機能.Windowsの「マウスキー」と同様.
      • 「マウスキー」については「パソコンのアクセシビリティその7(Macの場合)」をご参照下さい.
      • コントロールパネル内の「マウス設定」…マウスの移動速度,ダブルクリックの速さ,マウスの軌跡の長さの設定が可能.
      • 「ショートカット」…マウスを使って操作する一般的な機能をキーボードのみで行なうことが可能であるが,Windowsにくらべるとキー操作のみでマウス操作の代替できるケースが少ない.
    • 市販品の中にも小さいマウス,トラックボール,タッチパッドなどさまざまなものがあるので使用者によっては使えるものもある.また,ゲーム用のジョイスティックやコントローラーをパソコンでマウスとして使用するためのソフトがある.
    • 自助具の利用…クリックボタンに外部スイッチを接続し操作できるようにするなど.
    • 代替マウス
      • トラックボール…指先でボールを操作することでマウスカーソルを動かす装置で,腕の動きが困難な場合に使用できる場合がある.
      • タッチパッド…よくノートパソコンについているポインティングデバイス,指先の移動でマウスカーソルを動かす装置で,トラックボールと同様に腕の動きが困難な場合に使用できる場合がある.また,動作に必要な力はトラックボールより少ない.
      • 押しボタン式マウス…方向ボタンを押しマウスカーソルを操作する装置.
      • ジョイスティック式マウス…マウス・トラックボールとは異なり,スティックの角度に応じてマウスカーソルが移動する装置.
      • ヘッドコントロールマウス…頭部に発信機や反射シールを装着し,頭部の動きでマウスカーソルを操作する装置
      • 視線入力式マウス…目で見た方向にマウスカーソルを移動させる装置で,カメラで眼球の動きを検出しマウスカーソルの動きに変えるもの.
        マウスの入力補助に関しては下記サイトをご参照下さい.

次回はキーボード・マウスともが使いにくい方への入力支援方法および環境制御装置についてまとめる.


参考文献・サイト

  1. 福祉情報技術 II 生活を支援する技術編
    e-AT利用促進協会 監修
  2. 福祉情報技術 I 障害とテクノロジー編
    e-AT利用促進協会 監修
  3. 福祉情報技術コーディネーター認定試験
    e-AT利用促進協会 監修
  4. アダプティブテクノロジー ~コンピュータによる障害者支援技術~
    ジョゼフ・ラザーロ 著/安村通晃 監訳/島原信一・中村美代子・石田直子 訳
  5. こころWeb
    こころリソースブック編集会

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自分の演技について…

本日は2本更新予定.1本めは小ネタで….

先日も記事にしたが,引越しに備えひたすらVHSのビデオからHDDを経てDVDにダビングをしている.昨日ようやく演劇関係のダビングが終わったのであるが…,最後に残ったのが,というか残してしまったのが「劇団「徳島」公演 「出発」(作:つかこうへい/演出:森英樹) at 香川県民ホール小ホール on 国民文化祭かがわ’97」だったのなぁ….そうか,あれから8年も経つのか.それはいい.とりあえずVHS→HDDにダビング,それっ!

自分の声を聴くのがイヤだったので,音声をミュートしてその他の片付けをしてみた.たま~にテレビの方を見ると,頭を丸坊主にした弟役の私の姿が….いや,別に丸坊主が恥ずかしいんではないの.自分の姿勢の悪さ,普段から猫背だからだけど,演技中は意識して姿勢を直そう直そうとしてたのに,まだ前に傾いているの,あちゃ~.そんなこんなで100分でHDDへのダビング完了.

次はHDD→DVD-Rにダビング.今度は勇気を出して音声を出したまま作業をしてみよう,それっ….なんなんだ,このオレの声は.客席には通ってはいるみたいだけど…,なんつーか,そのメリハリが全く無い…,つーか抑揚がない…,う~ん,演技が出来ていない,これだ.駄目じゃん,演技できないって!ま,いいけど.

で,この芝居.最後の方に弟(つまり私)の弾語りがあるんだよ.これくらいはきちっと決めたいじゃん,一応歌のお兄さんもやってたし,ドラム叩きの端くれだし.ドキドキしながら聴いてみた.最初の方で緊張で声が震えながら上ずって微妙にキーを外してやんの.しょぼーん….まぁ2つめのフレーズからはきちっと歌えていたから,まぁ良しとしとうか.客観的に観て.

自分だからどうしても点数は下げちゃうわな.でも変に浮いては無かったので合格にしとこう.舞台の上でライトを浴びるのは気持ち良かったからなぁ.こんな私でもやっぱりもう一度ライトを浴びたいなぁ,なんて思ってしまうのだよ.あれは麻薬的な気持ちよさだわな.1回経験すると.

結局この前後で劇団「徳島」で私が参加した作品が計5作品,その内3回が役者で参加,あとの2回が音響で参加そのうち1回はナレーション担当付,こんな感じなんだけどなぁ.団長,再来年って確か徳島で国民文化祭でしたよね.何とか参加できないかなぁ.

今日も劇団「徳島」宛に来たメールの対応をしたyas-shiでした.おしまい!

追記その1:今だから明かせる事実,実はこの芝居をやるにあたって時間の都合でゲネプロしてません.場当たりするのが精一杯でした.それであれなら,ねぇ,まぁ合格でしょ.

追記その2:ビデオに写ってる自分の体型を見て愕然…あぁ,あの頃の体に戻りたい….

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