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パソコンのアクセシビリティその6(ユーザー補助のアプリケーション)

ということで,とりあえずWindowsXPのユーザー補助の記事は,今回ご紹介する2つのアプリケーションで終わり.今回ご紹介するのは「拡大鏡」と「スクリーンキーボード」の2つのアプリケーションである.

では,拡大鏡から早速立ち上げてみよう.「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ユーザー補助」の中の「拡大鏡」を選んで起動させる.下図の画面のようになっているはずである.

拡大鏡の画面

簡単に書くと,弱視の方向けに「画面の一部分を拡大し表示するアプリケーション」が「拡大鏡」である.画面の上部にマウスポインタ近辺を拡大している画像が表示される.なお「拡大鏡」を起動すると,一緒に下図の設定のダイアログが表示されるため,オプション設定も分かりやすいアプリケーションである.

拡大鏡の設定

拡大率は1~9倍,実際にダイアログ中の各オプションを切り替えてみてどのように変わるか試してみて欲しい.

次は「スクリーンキーボード」である.「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ユーザー補助」の中の「スクリーンキーボード」を起動しさせる.画面上に下図のようなキーボードが表示されるはずである.

スクリーンキーボード

この画面上のキーボードを使用して文字入力が可能となる.あくまでOS付属の「スクリーンキーボード」なので,Windows用に他社が開発したスクリーンキーボードに比べかなり制約はあるが,キーボードは使えないがポインティングデバイス(トラックボール・ジョイスティック・トラックパッド等)なら使用できる方向けのユーザー補助アプリケーションとして使用ができる.

「スクリーンキーボード」の入力方法は3種類用意されている.

  1. マウスポインタを入力したい文字の上に持っていき,クリックする方法(直接選択法)
  2. マウスポインタを入力したい文字の上に持っていき,一定時間その場所にマウスポインタを置いておく方法(ホバリングの一種)
  3. 自動的にキーボードがスキャンされ,該当する行・文字の部分でキー(スペースキーもしくはファンクションキー)やジョイスティック等を押す方法(オートスキャン)

下の図がオートスキャンで文字を入力しようとしている画面である.上から3段めが青色に反転しているが,この部分が自動的にスキャンされる.もし「a」が入力したい場合,次の行(「a」の含まれている行)が反転しているときにキーを押す.続いて「Lock」→「a」→「s」とスキャンされますので.「a」の部分が反転しているときにキーを押すと入力完了となる.

スクリーンキーボードを用いた入力画面

特に「オートスキャン」については,肢体不自由のある方向けの機器でもよく利用される方法であるので,是非「スクリーンキーボード」を起動し,様々な設定で入力を行なってみて動きを把握して欲しい.

とりあえずWindowsXP付属のユーザー補助機能は今回の記事で最後でである.次回からはMacOS付属のユーザー補助機能について1回ご説明した上で,障害別にAT/AAC機器を紹介して行く予定である.

今日はここまで.

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