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2002年1月

WindowsCEとその活用

Windows XPについて語るまえに,私の考えるWindows CEのことを書いておこうと思う.実はこの文章も諫早出張の帰りの電車の中で我が愛機HPJornada690(WindowsCE H/PC Edition Virsion3.01)を使用して書いているのである.ネットに繋ごうにも電車は走るよ暗闇の中.H"を使っても通信出来ないんだから仕方が無い.という訳でとりあえずコラムにでも書こうと思い立ったのである.実はXPのコラムが書けないからということで勢いで書いているのだが,常々思うことだがなんでこんなに書かなくても良いことまで書いているんだろう,私って.

さて,Windows CEである.PDAとしては一応実験用にPalm互換機のVisor Deluxeを持っているのだがあまり使用していない.この差は何だ,と言われてしまうと答えに困ってしまうのであるが,これは単純に当然「Windows」の名前が示すとおり,Windows CEといっても「Windowsファミリー」の一員ということで,ユーザーインターフェースが普段仕事とプライベートのメインマシンに使用しているWindowsとよく似ている(この際Windowsのユーザーインターフェースの良し悪しは別にして),というのが第一に挙げられる.ま,当然ですわな.一応「仕事でも」スケジュール管理・顧客管理にも大活躍である.なのになぜ会社のPCとActiveSyncさせんのかとう命題がのこってしまうのであるが,だって会社のPCって自分のPCやないし,いろんなソフトがいっぱい入ってて(特に意志伝達装置や入力支援ソフトなんかだと通常のパソコンとは違った動きをするから動作が不安定になってしまうし,さらにウイルス対策ソフトが常駐している有様なのさ),これ以上業務に支障をきたすのが怖いからなんである.

あと第二の理由として,私の使用しているJornada690はハンドヘルドPC(H/PC)ということで,小さいながらもキーボードが付いているというのが大きい.キーボードがあるからこそこのようにヒマなときに文章が書けてホームページのネタが出来るのである.Palm機のかっこよさ,便利さ,割り切り方というのは私にとって理解できるものなであるが,ヤハリあのGraffitiが使いやすいとは到底言えず,長文を書こうとするとしんどいことこの上ないのである.もっとも私の知り合いの某氏は根っからのPalm使いであり,どんな会議でもPalmを持っていき見事にGraffitiを使って手書きで文章をかいてしまうので,慣れの問題だと思うのだが出来ないものは仕方が無い.だって学生の頃からキーボード使ってんだもん仕方ないじゃん.大体X-Windowが立ちあがっているとは言っても基本的にCUIであるUNIX(Solaris)を使ってたんだもん.なおその方,家で使用している(というか奥さんに使わされている)パソコンはMacなのだそうだ.う~んよく分からんぞ….

こんなWindows CE機であるが大まかに分けて4つに分類できる.今この文章を書いているのはキーボードが付いてくる軽量コンパクトなH/PCね.あとCOMPAQのiPaqやCASIOのCASSIOPEIAなど手のひらサイズのがPocketPC(P/PC),Palm機と直接バッティングする分野ですな.あとはカーナビに使用されているAutoPCとゲーム開発用(ドリキャスね)のもの.最後の2つは「こんなんもあるんかなぁ」くらいでいいです.主にP/PCについて書こうと思うから.

私のお仕事としている業界で今ムーブメントとなりつつあるのがP/PCを使用した携帯用会話補助装置である.ちょっと仕事に関係しているので迂闊なことは書けないので,ちょっと回りくどい書き方になるけど堪忍え.海外だとSalltilo社が結構名の知られたVOCAである「ChatBox」のP/PC版である「ChatPC」を製作している.これはカラー液晶のマシン(Casio EM-500)を使用した豪華版であり,価格も$1,895-ということで結構ハイソな会話補助装置と言える.まだ日本には入ってきていないし,恐らく入ってきても価格面で給付制度とのギャップが大きくそれほど売れないんでないんかな,とは思う.まぁもちろんユーザーにとって自己負担額である¥246,350-¥98,800(日常生活用具給付制度「携帯用会話補助装置」の限度額)=¥147,550-分の付加価値があるかどうかが問題となるのだが,私の拙い英語力で同社のサイトを見たところで,その付加価値は見当たらないのである.

ところが昨年日本でもP/PCを使用した携帯用会話補助装置が現れた.名古屋にあるK社とH社の製作するマシンの価格は何と!98,800円!!まるで計ったような金額である.いや明らかに計っているんだけんども.ちょっと型落ちのPalmSizePC(P/PCの前身ね)を使用したそのマシンを見たとき私は驚愕した.見事に私の会社の製品とバッティングしちゃうのである,笑っちゃうことに.しかもその会社の方とのお話の中では,
「Tを持っていている方で2台目にこのHを購入すると何だって出来ますよ」
あかん,うちの主力商品,完全に宣伝に利用されてやがる….こんな携帯用会話補助装置のH.会社の立場を別にするとそれなりによく出来た商品だとは思う.ある意味一般に使用されているものの流用ということで価格を安くすることを実現している点,P/PCを使用していることによる設定が柔軟となっている点,設定がメモリやパソコンに容易に保存できる点等が挙げられる.しかし逆のことをいうと,その柔軟さが介護者にとっては従来の機器では必要無かったWindows CEの知識を要求する訳で,その点がこの商品のボトルネックかなぁと感じる.あとよだれ等の液体への対策がどの程度されているか?PDAのタップを手で行なうことによるマシンへの影響もちょっと気になる点ではある.

でも,実際のところこの商品が出てきたとき実はちょっぴり嬉しかったのだ.私がちょうど会社を休んでいた頃に開発されていたこの商品,同時期に悶々と過ごす中で考えていたアイデア
「PalmOS搭載機かWindowsCE搭載機,もしくはLinuxベースのコミュニケーション機器を作る」
という秘密基地プロジェクトの第一期の商品そのものであったからである.正直自分に自信が無くなっていたから,自分の考えていたことの正しさ,頭のサエ方は衰えていなかったことを実感したからである.ただ,そのモノを具現化できなかったこと自体は自分自身に憤りを感じるところではあるが,これも終わったことである.新しいターゲット目指して秘密基地は発展していくのである.

さてさて,このHという機器に関してはモノ自体を見たこともあってインプレッションも書けるのだが,つい先日同様の商品T2が現れた.これもP/PCを使用した携帯用会話補助装置で価格もやはり98,800円である.この商品が発表されたとき「うぇっ!?」という感じだったんだな.というのもHは確か「実用新案登録」とやらを申請していたからである.もちろん知的所有権を犯さない条件で作成しているとすれば価格的にこの金額で収まるのは脅威だろうなぁとか思うけど,直接自分には関係ないことである,ま.いーや!…会社の仕事には思いっきり関係してるんだけどね.

で,なんでWindows CEにこだわっているのかというと,Windows CEには当たり前のことなんだけどハードディスクがない点ね.パソコン事典にも書いたんだけど,日本で最初の意志伝達装置はMSXベースに作られていたんですわ.このMSXを使った利点というのは2つ.1つめは電源のON・OFFが容易であること(電源ぶちっ!ってのが出来た点ね)であり,体の自由がほとんど効かない方でも環境制御装置等の利用でユーザー自身が電源制御できたってこと.Windows9Xベースの意志伝達装置だと電源のONに関しては介護者にしてもらわなければならないのである.もっとも基本的にはWindows CEでもそのことに関しては同じなのだが….

2つめは1つめにも関係してくるんだけどトラブルに対して非常に柔軟に対応が出来ると言う点.Windows9X系だとトラブル発生時にいわゆる「Ctrl+Alt+Delete」が必要となってしまう.これではユーザー本人がパソコンにかなり長けた方であっても対応しきれないし,介護者にもある程度のパソコンの知識が要求されてしまう.そこんとこWindows CEだと「電源ぶちっ!」ができる.再起動だって非常に速い.少なくとも今のWindows9X系ベースの意志伝達装置よりユーザー・介護者フレンドリーな装置ができると踏んでいるのである.

何らかの方法で外部からの電源ONを可能にする,画面の小ささを外部ディスプレイへ出力する等,対応方法はいろいろあると思うのだ.だから「秘密基地」は辞められないのである.

最後に….アメリカやヨーロッパのコミュニケーション機器のサイトを見ると面白いよね.大胆かつアイデア満載の機器,例えば貝殻型iBookの画面だけを取り出してしまっておいて,タッチパネルを使用したMacOSベースでのコミュニケーション機器とか多いよね.別にアメリカやヨーロッパが良いと言ってる訳ではない.ただ,モノを作りだすときの発想やら思想が面白いと思う訳.日本でもなんか,こうトンがったというか,一歩間違えば大失敗なんだけどちゃんと人間工学に基づいた機器が現れないかな,そう願ってやまない.

だからやっぱり,「秘密基地」は必要なのだ.…長くなったけど新幹線の車内,眠いんで寝ます….

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黒い虹が空に架かるそんな夜のカラオケ話

ちょっと今日は会社の事を忘れるためにハードロック/ヘヴィーメタル系の音楽を聴きながらコラムを書いてるぞぉ!ちなみに聴いているのはRAINBOWのライブ版「ON STAGE」の「Kill The King」…ちょっと冷静に考えるとものすんごいタイトルですな.日本語に訳すと「逝け,天ちゃん」みたいなぁ…わあっ,この発言ヤバすぎるヤバすぎる,と何事も無かったかのように,と.この間徳島で飲み会が終わった後カラオケいったんだけどさ.いやぁ,いろんな曲入ってますなぁ,最近は.

実はかく言う私,大学生になるまではカラオケに行ったことなかったのよ.というか,ギター弾いてたじゃん.だから別にカラオケ行かなくっても歌うことに苦労は無かったのよ.なんつーの,ギターで歌ったほうが自分のキーに簡単に合わせられるしさ,ギターも上手くなるしってことで.で,結局ギターは上手くなりませんでしたけれどもね.19のときにどういうわけだかサークルの勧誘の一環でカラオケに行ったりなんぞしまして,そのときに歌ったのがどういうわけだか「Highway Star」…ウケを狙ったのか本気なのかよく分からん選曲でございました.

でもさ,結局高校時代から所謂売れ線の曲って聴いてなかったわけじゃない.遅れてきたフォーク少年だったし,初めて覚えたギターだって「ルージュの伝言」だぜ,ユーミンだぜユーミン.なんか間違ってるような気がする….というわけで基本的に今でもギターで弾ける曲,弾き語れる曲はカラオケでは歌わない人なのよね.私って.

そうなってくると歌える曲って必然的に限られてくるじゃない.今だからカミングアウト,中学高校時代は結構なアニメオタ,正確にいうとアニメソングオタでした.救いがあったのは普通の映画や音楽も同じくらい好きだったからそこに染まらなかったことかな.でも必然的にアニソンを歌わなきゃやっとれん状況に陥ることもあるわさ.という訳で必ずカラオケに行くと歌う曲「愛をとりもどせ」(北斗の拳OP).元々キーが高いもんだからデュエットで歌うときはもじゃの歌っていた「♪YouはShock!~」の方を歌わされるんだけどね.実はこの曲って低い方を歌うほうが難しいって知ってた?高いキーはいっくらでも誤魔化しが効くのよ,フェイクってのも使えるし,いやでも腹式呼吸になってるしね.でも低い方って腹式呼吸がきちんとできないと音程のキープが難しいのよ.さらに大きい声も出し難いし.だから一人でユワショーックやるときは全部パートやるもんね.発声練習になるから,気持ち良いしね.

同系統で気持ちよくなるための曲としてはアニソンだとやっぱ北斗の拳になるけどTOM・CAT(な,なつかしぃ)の「Though Boy」とかね,アニメタルに走ってみたりね.そんな感じですわ.洋楽でも同じ傾向の曲があって,これは最初に書いたDEEP PURPLEの「Highway Star」や「Burn!」になる訳だけど.これはあんまり面白くなくなってきたな今日この頃.だからクラプトン(というかデレク&ドミノスか)の「Layla」あたりを歌ってみたりね.どうもバンドをやってたってことを知らない人がこんな曲を歌っているとかなりイメージが違って見えるらしー.これメモっとこ.今度のコンパで…っと.

で,さっきまで書いた曲が『発声練習系』曲なのに対し今度は『自己満足』曲.誰も聴きたがらないのに歌うちゅうやつですな.しかも無駄に長い,しかもロックだから間奏が異常に長かったりして.この類の曲としてはZepの「Stairway To Heaven」かな.まー,これはそんなに難しい曲でもないけど.絶対無理なのにあると歌いたくなってしまうのがQUEENの「Bohemian Rhapsody」かな.いや,もちろん無理なのは分かってるんだけどさ.なんかあのオペラの間奏のところで無茶してる自分がかわいらしいちゅうの,アホやなーと思いつつそのあと思いっきりハードロックっぽくなるところがカラオケ道を嗜むモノと致しましてはポイント高いかもかも.でも聴いてる人はぜ~ったいおもっしょないと思うです,はい.

さらにさらに自己満足では終わらず『自己陶酔』曲ってのもあるのよ.具体的には越路吹雪の「愛の賛歌」とかね,洋楽だっとStonesの「Angie」とか10ccの「I'm Not in Love」とかBREADの「IF」とかそのあたりね.ヤバイのは「愛の賛歌」かな.最近とうとう弾語りバージョンを開発いたしましてですねぇ,いつこの爆弾を投下してやろうかと目論んでおります(だれじゃ,次結婚するのは!).

ま,こんなところがこだわりがあるのやらないのやらよく分からん黒島康司くんのカラオケでよく歌う曲リストなんですが,変わりましたな,カラオケも.先日行ったカラオケ屋ではこのコラムの最初に書いた「Kill The King」なんぞが入っていてちょっとびっくり.大体Rainbowって「I Surrender」とか「All Night Long」とか「Since You Be Gone」とか,ロニー脱退後の結構アメリカンテイストなポップでキャッチーなサウンドの曲しかなかったのにね.しかもしっかり「Long Live Rock'n'roll」なんかが入ってるんだよね.それに「Rainbow Eyes」かぁ.なぜそれを入れてあの名曲「Catch The Rainbow」入れん!と一人寂しくツッコミを入れました.けっこーHR/HM系はウケも狙えるし多く入ってるんだけどねぇ.だれかプログレの入ってるカラオケ知りません?できればKing CrimsonかEL&Pあたりでさぁ.無いのかなぁ….ってよく考えたらヴォーカルより間奏の方が絶対長いやんか!おしまい!

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ノーネットワークウィーク

年末・年始の休みを利用して実家に帰省しておりました.実家にパソコンもあるわけですが(先日の従姉妹の結婚式の際に大阪の寮に置いておいても場所の無駄になるだけのクロック100MHz以下のパソコンばかりでございます),モデムも無い代物でございます.また,PHSも勿論持って帰っていたのでありますが,なんと!PCカードとPHSを繋ぐケーブルを忘れるという大ポカをやってしまったのでした.なんとかHPのJORNADAのモデムを利用しようとしたのですが,なんか家の電話回線がある部屋がバカみたいにクソ寒く,かつ上手く接続できないということで都合1週間ほどネットワークに接続できず自分のサイトの掲示板はおろかメールすらチェックできないという緊急自体(?)と相成ったのでありました.

いうたかてねぇ,3年前ならこんなこと何の気にもならんかったんですけどねぇ.やっぱ怖いよね.チェックできないってのは.年末年始だからしておそらくは年始の挨拶みたいなもんもあるだろうし….なんてこともあった訳でございますが.ま,折角の機会なんもんで普段はネットワークの世界に浸りきっている時間の変わりに戯曲やら小説やらなんてものを読むというまぁ「おつな」ことをしてみようかしらん,というお休みでございました.

読んだのは買っておきながらなかなか読めなかった松尾スズキやら北村想やら野田秀樹やらの戯曲の数々…,おい!統一感無さすぎるぞ!なんてことはおいておいてやっぱり脳ミソは刺激されますなぁ.当然ながら舞台をチェックしていない戯曲の方が多い訳でして,えぇ,どのような舞台だったのかを想像したりですなぁ,自分だったらこんな風に演出しますなぁ,なんてことを想像しぃまわっておったのですわよ.私の頭なんぞで考えることでございますからそんなに大したもんじゃございませんが,まーいい具合に頭ん中が普段とは別の思考の方向に行きましたもんでいまのところ頭の中は文系の回路がいいカンジになっておりますわよ.あはははは.

まぁしかしなんですねぇ(桂小枝でおねがいします).確かにメール見れないちゅうのは不安なのはあったんですけどねぇ.普段の生活で出来ない,というかやれるんだけどやろうとしない(う~ん,悪いクセ),本を読むなんてのをいつもより余計にやっています!なんてのもたまにはいいよね,イヤホント.いい経験でしたわ.

そう考えてみるにつけやっぱりパソコンやらネットワークやらに翻弄されているような気がしてきましてなぁ,はぁ.かといってネットワークの無い生活なんてのは今更考えようも無い訳でして,へぇ.1年に1回くらいはノーマイカーデイじゃなくって個人的に「ノーネットワークウィーク」みたいなもんがあってもいいかもね.なんて思ってみたりして.やっぱそのためには完全に電波やらがぜ~ったいに入らない「剣山」あたりにキャンプしてですな.物思いにふけるのもまたよろし,なんてことを考えておったのでした.

でも,戯曲か….今年こそ役者復帰,もしくはミュージシャン復帰を目論みますが…,できるんですかねぇ….今月~2月はいきなりのセミナーラッシュだしね.ま,「無理せず焦らず夢に向かって無茶をする!」ということで.

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